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ワコムのスタイラスはどこまで使える?

ペンタブといえばワコム! 「Bamboo Stylus」をiPad 2でチェック!

2011年09月13日 12時00分更新

文● 林 佑樹

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ゲーム画面が指先で隠れず、
すみずみまで見える

 次は、ゲームで確認してみた。結論としては、ソフトウェアコントローラーがあるタイプよりも、リアルタイムストラテジーやシューティングゲームで効果を発揮することが分かった。

 まずは「Techno Trancer」でチェック。Techno TrancerはトランスなBGMで涅槃に入り気味になりつつ、撃破した敵から出てくる弾を避けていくというタイプのシューティングゲームだ。

 ゲームを進めるに従って弾幕が激しくなるのだが、Techno Trancerでは、自機が描かれている部分をタップして操作する必要はなく、ゲーム画面のどこに触れても自機のコントロールが可能になっている。

 しかし、どうも指先じゃないとうまくプレーできないオールドタイプの筆者は、そういった配慮をガン無視でプレーしては、指先で隠れる部分……主に自分の手を憎らしく思っていた。Bamboo Stylusの持ち方は、文字を書く場合と違い、ペン先ではなく頭のほうでホールドしている。そうすると、自機周辺がほとんど隠れず、プレーしやすかったのだ。

プレー中の動画。スクリーンショットを撮影したいと思ったのだが、プレーしながらの状態ではさすがに無理だった。ナナメからのアングルの撮影だが、ペン先が細いこともあって、自機が確認しやすいのが分かるだろう
Techno Trancer App
価格170円 作者GIGA-RENSYA
バージョン3.0.1 ファイル容量7.7 MB
カテゴリーゲーム ユーザーの評価(3.5)
対応デバイス全機種 対応OSiOS 4.0以降

 ちなみに、手元が見やすくなるという点では、iPhoneをはじめとするスマートフォンでもBamboo Stylusは便利だ。あまり画面をズームしなくてもタップできるので、目的のページまで進めるための動作が少なくて済む。

「Xperia arc」でブラウジングしているところを撮影してみた。ASCII.jpのトップページの細かいリンクもズームせずにタップできる
感圧式のタッチパネルはあまり見かけなくなったが、ちょっと強めに押しながらであればBamboo Stylusで操作可能だ。動画のスマートフォンは「Hybrid W-ZERO 3」

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