韓国内で検索シェアは70%台
検索ポータルサイト「NAVER」
次に、NHNの検索本部 本部長 リュ・ユンシク氏が登壇し、韓国内で最大の検索ポータルサイト「NAVER」についての説明を行なった。
まず、韓国でのNAVERのシェアは70%と圧倒的で、Googleが1位を取れていない5ヵ国の1つでもあると、スライドを使いながら紹介した。
なぜここまでのシェアを獲得した勝因として、ユンシク氏はNAVERの“正解型検索”を挙げている。これは、1つのキーワードを検索した際に、それに関連した用語や関連したコンテンツを同時に表示するもの。また、韓国語で検索した際に、最良な結果が表示されるようにコンテンツとデータベースの作り上げているという。Googleのシェアが韓国で低い(2%)理由は、「韓国の顧客を満足させるだけの十分の韓国語データがないたため」だとしていている。
現在、NAVERは世界6位の検索エンジンだが、ユンシク氏は「中国第2の検索エンジンや、インドの検索エンジンが伸びてきたら順位は落ちるでしょう」と、現状を語った。完全ではないが、2011年から本格的に海外進出を図っているとし、「2012年には日本で皆さんにお会いできると思います」と、今後の展開に自信を伺わせるコメント述べた。