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ストレート型端末はケータイそのもののフォルムでAndroidスマホ

テンキー付きストレート! イーモバ新製品にじっくり触った

2011年06月15日 11時30分更新

文● ASCII.jp編集部

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スマホ部分の機能が進化した
「Pocket WiFi SII(S41HW)」

 中身はAndroidスマートフォンそのものなのに、モバイル無線ルーターとして販売されている「Pocket WiFi S(S31HW)」。スマートフォンとしての性能はローエンドクラスで、日本のユーザーが利用するには物足りなさが強かったことがその要因だが、性能的に強化されて新登場するのが「Pocket WiFi SII(S41HW)」である。

 ディスプレーはPocket WiFi Sの2.8型QVGA液晶(240×320ドット)から、3.2型HVGA液晶(320×480ドット)に変更。日本語のメールやウェブサイトを見るのも、そこそこ問題ないレベルに進化した。


Pocket WiFi Sからは機能強化されたとはいえ、日本では基本的にローエンドからミドルレンジクラスのスマートフォンと言える

 また、イー・モバイルが強調していたのが本体の軽量さ。本体サイズは約56.5×110×11.2(最厚部12.7mm)と確かにコンパクトで、重量は約104gと現時点で販売されている国内Androidスマホで最軽量(Pocket WiFi Sよりも1g軽い)という。この軽さはモバイルルーターとしても、スマホとしても大きなメリットになるだろう。

 なお、Androidスマートフォンとしての機能は標準的だ。Android 2.3を搭載。カメラは約320万画素。最大通信速度は下り7.2Mbps/上り5.8Mbps、通信方式としてW-CDMA(1700/2100MHz)/GSM(900/1800/1900MHz)に対応するといった点はS42HWとの共通点も多い。もちろんテザリングにも対応しており、ホーム画面に用意されたウィジェットで機能のオン/オフが可能である。

3色のリアカバーが標準で付属する。ゴールドがなかなか品もよく魅力的だ

 なお、カラーバリエーションはホワイトの1色だが、ブルーとゴールドを含む3色分のリアカバーが製品に同梱される。発売時期はS42HWよりは早めになりそうとのこと。

カメラは320万画素。側面にもあまり余計なキー類はなく、シンプルなスマホだ

テザリング機能はもちろん搭載する。文字入力もそこそこしやすく、スペックに欲張らなければ、スマホとして十分使えそうだ

  Pocket WiFi SII
(S41HW)
Pocket WiFi S(S31HW)
メーカー ファーウェイ
ディスプレー 3.2型液晶 2.8型液晶
画面解像度 320×480ドット 240×320ドット
サイズ
約56.5×110×11.2mm
(最厚部12.7mm)
約54.8×104×13.5mm
重量 約104g 約105g
メインプロセッサー MSM7227 600MHz MSM7225 528MHz
OS Android 2.3 Android 2.2
最大通信速度 下り7.2Mbps/上り5.8Mbps
カメラ画素数 約320万画素(リア)
/約30万画素(フロント)
約320万画素
対応通信方式 W-CDMA:1700/2100MHz、
GSM:900/1800/1900MHz
テザリング
バッテリ容量 1200mAh
本体メモリ ROM:512MB/RAM:256MB
カラバリ ホワイト(ブルー/ゴールドのリアカバーを付属) ブラック
発売時期 7月以降 発売中

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