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4つの目玉機能を持つカシオの最新プロジェクターがお披露目!

2011年06月13日 16時05分更新

文● ASCII.jp編集部

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従来のスリムモデル(左)と、7月に発売となる3モデル(右。中央がスタンダードモデル、左がハイグレードモデル、右が短焦点モデル)

 カシオ計算機が7月に発売予定のビジネス向けDLPプロジェクターについて、目玉となる新機能のデモンストレーション展示を行なった。本日開催された同社製品に関するプライベートイベント「カシオコミュニケーションプロダクツ 2011」(本社)の一環となる。

 新製品はレーザーとLEDを光源とするプロジェクターで、従来は薄さ43mmの「スリムモデル」(XJ-Aシリーズ)のみの展開だったが、7月発売予定の機種は2500~3000ルーメンの「スタンダードモデル」(XJ-Mシリーズ)と、3500ルーメンの高輝度投射ができる「ハイグレードモデル」(XJ-Hシリーズ)、および80cmの距離から60型サイズの投射ができる「短焦点モデル」(XJ-STシリーズ)が登場。ラインナップの幅を広げている。

  デモンストレーションでは、映像をシャッター式メガネで立体視できる「3Dプロジェクション」機能と、周囲の明るさに合わせて輝度を調整する「インテリジェント・ブライトネス・コントロール」、スマホアプリ対応の無線LAN機能、ポイントを指し示すだけでなく、絵や文字が書ける「インタラクティブ・ポインティング」機能の4つについて紹介された。

「3Dプロジェクション」のデモ。サイド・バイ・サイド方式で3D映像が収録されたAVIファイルを、PC用ソフト「CASIO 3D Converter」で3D視用映像に変換。それを出力している。「Blu-ray 3D」など、BDレコの3Dコンテンツには非対応

「3Dプロジェクション」のデモ。サイド・バイ・サイド方式で3D映像が収録されたAVIファイルを、PC用ソフト「CASIO 3D Converter」で3D視用映像に変換。それを出力している。「Blu-ray 3D」など、BDレコの3Dコンテンツには非対応

対応3Dメガネ。前面にセンサーが埋めこまれており、スクリーンの映像と同期してシャッターの開閉を行なう

対応3Dメガネ。前面にセンサーが埋めこまれており、スクリーンの映像と同期してシャッターの開閉を行なう。なお、3D機能は新機種すべてで対応する

「インテリジェント・ブライトネス・コントロール」では、プロジェクターに搭載されている光センサーで周囲の明るさを計測する

「インテリジェント・ブライトネス・コントロール」では、プロジェクターに搭載されている光センサーで周囲の明るさを計測する

明るさに応じて自動で輝度を上げたり下げたりする。最低輝度の時は最高輝度の時と比べて、電力が半分程度削減できる。こちらも新機種ではすべて対応

明るさに応じて自動で輝度を上げたり下げたりする。最低輝度の時は最高輝度の時と比べて、電力が半分程度削減できる。こちらも新機種ではすべて対応

Android端末及びiPhone/iPod touch/iPad用にリリースされているプレゼンテーションファイル表示アプリ「MobiShow」の画面を、無線LANでプロジェクターに直接飛ばして表示することができる。こちらの機能は短焦点モデルは全機種対応だが、スタンダードモデルとハイグレードモデルは一部機種のみとなる

別売りの「インタラクティブ・ポインター」(左)を使うことで、スクリーンに投射されている映像に直接書きこむように、図形や文字を挿入できる。この機能はハイグレードモデルの一部機種と短焦点モデルのみ対応となる

ポインタで範囲選択して、その部分を拡大表示できる。拡大した部分がスクリーン中央に表示される

ポインターで範囲選択して、その部分を拡大表示できる。拡大した部分がスクリーン中央に表示される

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