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SSLサイト上での情報漏えいも逃さない!

ALSI、HTTPS標準対応のInterSafe WebFilter Ver.7.0

2011年02月09日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 2月8日、アルプス システム インテグレーション(ALSI)は、Webフィルタリングソフト「InterSafe WebFilter」とアクセスログ分析ソフト「InterSafe LogDirector」の新バージョンを2月28日に発売すると発表した。

 今回発表された「InterSafe WebFilter Ver.7.0」は、HTTPS利用時の、URL単位でのフィルタリングや書き込み規制、書き込み内容・添付ファイルのログ出力機能を標準搭載する。現在流行のSNSやクラウド型のWebメールなどでは、個人情報保護の観点からHTTPで通信を暗号化するサイトが多いが、こうしたサイト利用時の情報漏えい対策が可能となる。

 また、特定のURLへのアクセス制御を行なう「例外URL機能」に新機能を追加。通常はアクセスを禁止しているサイトに対し、有効期限内のみの許可を行なうことが可能となった。さらに、頻繁にURLが変更されるコンテンツに関して、URL内の固定文字列部分のみ登録しておくことで、常時フィルタリングが実現する。

 価格(税別)は、1~5ユーザーで5万円、6~10ユーザーで6万5000円、101~150ユーザーで68万2000円など。各価格は、ユーザー単価ではなく、各ユーザーレンジでの利用に対する総価格。たとえば、1ユーザー利用時も5ユーザー利用時も、価格は同じ5万円となる。

 同時発表のInterSafe LogDirector Ver.2.0は、InterSafe WebFilterにバンドルされたログ解析ソフト。アップロード/ダウンロードしたファイルやメッセージをログから復元する「ポストログデータ復元」を新たに搭載し、ドリルダウンレポートもユーザー別やグループ別、URL別など63通りの条件を選択可能となった。

 さらに有償提供版である「Professional」も用意され、300通り以上のグラフレポート出力やExcelへのエクスポート、PDF化したレポートのメールによる自動送信などの機能が提供される。価格は要問い合わせ。

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