1月31日、ニフティは、クラウドコンピューティングサービス「ニフティクラウド」にて、ソリューション展開に協力するパートナー企業の募集を開始し、「パートナープログラム」を新設した。
同社では、ニフティクラウドの拡大に協力する企業をパートナーと考え、ニフティクラウドを基盤として、クラウドコンピューティング市場にてさまざまなサービスや機能を、パートナーとともに提供していくとしている。
パートナープログラムとは、ニフティクラウドを基盤にビジネスを展開するパートナー企業の支援を目的に新設されるプログラム。プログラムを通じて、ニフティクラウドに関する情報提供、技術支援、販売支援など、パートナー企業の活動を支援する。
パートナーは、役割の異なる3種別に区分して募集する。システム構築、運用面などでユーザー企業に対しコンサルテーションやインテグレーションなどをするインテグレーションパートナー。基盤上でSaaSを展開するSaaSパートナー。周辺サービスとして付加価値を提供するアライアンスパートナーの3種だ。
同社では情報提供や技術支援、販売支援などさまざまな形でパートナー支援を実施するとのこと。
なお、これまでのパートナー連携事例として、IaaS環境のサーバー起動、停止、サーバー情報取得をデータ連携ソフト「DataSpider」から実行できる「DataSpider for Cloud ニフティクラウド アダプタ」を提供するアプレッソ、システム運用・保守、正常稼動の監視をする「ReSM for ニフティクラウド」のDTSなどがあげられている。