• Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

イベントレポート

注目の特集

アクセスランキング

週刊アスキー最新号

  • 週刊アスキー特別編集 週アス2024May

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

MITテクノロジーレビュー

Kinectの認識レベルは如何に!? ひと肌脱いで検証してみた

2010年12月15日 23時00分更新

文● ASCII.jp編集部 太田

 2010年の秋から、据え置きゲーム機の周辺機器がヒジョーにアツイ。Wiiでは、従来のWiiリモコンに外付けオプションだったWiiモーションプラスを標準で内蔵した「Wiiリモコンプラス」が11月11日に登場。PS3では、3軸ジャイロセンサーや3軸加速度センサーを内蔵したスティック型コントローラー「PlayStation Move モーションコントローラ」が10月21日に登場した。
 そしてマイクロソフトからは、コントローラーをまったく使用しないでゲームがプレイできる新感覚ゲームシステム「Kinect」が11月20日に発売された。
 筆者のように社会人になってもなお、1日に5時間も6時間もゲームに時間を費やすゲーマーとしては、やはり気になるのは「Kinect」だろう。

というわけで「Kinect」を買ってきた。一緒に買ったソフトは「DanceEvolution」。「Kinectアニマルズ」と悩んだが、「スペースチャンネル5」が好きな筆者には、やっぱりこっちに惹かれる

 この「Kinect」だが、プレイするにあたっては前提条件がある。それはテレビの前に少なくとも1.8mのスペースを取らなくてはいけないことだ(2人同時プレイだとなんと約2.5m!)。タタミで換算すると2畳ぶん(1辺が約1.8m)のスペースなので、6畳くらいのワンルームタイプだとかなり整理整頓していないとプレイ自体が困難だろう。
 だが、スペースの条件を満たしてもまだ安心できない。プレイ時に飛び跳ねたり、ステップを踏まないといけないゲームもある。壁や床が薄い家などで、上下左右の住人に壁を叩かれたくなければ、慎重にプレイするべきだろう。

こちらが実際のプレイ視点。テレビは離れて観てくださいどころではない。ちなみに筆者の家(汚い上に壁も薄い)ではプレイできないので、このために実家に帰った

センサーはどのくらい認識するのか?

 やっぱり気になるのは、「コントローラーを使用しないでどこまで認識するのか?」だ。斬新なシステムを採用していても、快適なプレイができなければ意味はない。という訳なので、筆者がひと肌脱いで、いろんなポーズや衣装でテストしてみた。

こちらは長袖のYシャツににジーンズという一般的な服装で普通のポーズ。当然だが手の位置まで余裕で認識する

上記と同様の服装で腕や足を交差してみた。やっぱり交差した部分のトラッキングがうまく追えていないようだ

(次ページへ続く)

この記事をシェアしよう

ASCII.jpの最新情報を購読しよう