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まなめの「週刊Twitterなう!」 第71回

ニコニコ動画そっくり「ビリビリ動画」、ツイッター民は好意的

2010年12月01日 12時00分更新

文● まなめ

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ニコニコ動画クローン、登場は「自然な流れ」?(25日)

 25日、ニコニコ動画にそっくりな中国語サイト「ビリビリ動画」が登場し、ツイッターでも「なんだこれ!」と話題になった。

 サイトは、いわゆる「字幕機能」のみならず、アイコンやデザインも含めて見た目を似せたクローンサイト。「丸パクじゃん」という声が目立っていた。

ビリビリ動画

 違う点は、トップページのカテゴリーが「アニメ/ゲーム/アイドルソング」とオタク寄りに作られていることや、投稿されている動画がほとんどアニメの無断転載モノであること。「本家」ニコニコ動画に投稿された動画も大量に転載されている。

 はじめは「重過ぎる」という批判が多数あがっていたが、「画質良すぎ」「コメントの流れ方がきれい」と、機能そのものは高く評価する声が上がってきた。

「弾幕」も完璧に再現。サイト自体は動作が重いが、表示はなめらか

 さらに「インターフェースはニコ動より分かりやすい」「コメントの装飾、配置、動作の自由度が高くて、オリジナルよりとっても華やかな感じ」など、ニコニコ動画を上回っているのではないかという評価までされるようになった。

 サイトの登場そのものは「自然な流れ」など、好意的に受け入れられている。「ニコニコ動画に簡字体中国語版がないからこういうパクリは個人的に許す」「利用者が多いみたいならドワンゴで食っちゃいなよ」といった声さえ、上がっていた。

 反響を受け、ビリビリ動画の管理人は日本人ユーザー向けの解説ページを作成。「萌え文化」の交流の場として、個人が作成したサイトであると説明している(リンク)。また、より良い交流のために「政治に関する話題を討論しないよう」呼びかけている。

「日本からの皆様へ」とした挨拶文



まなめ

1996年開設の老舗ニュースサイト「まなめはうす」、Twitterまとめブログ「さまざまなめりっと」管理人。本業はシステムエンジニアでもある。その経験を活かし、「笑ってダマされタメになる!きたみとまなめのIT用語集」(ITpro)も連載中。

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