「FINAL FANTASY XIV推奨認定PC」ながら
10万円台の低価格を実現
ドスパラ「Galleria FINAL FANTASY XIV 推奨認定パソコン HX」
PCパーツだけでなくBTOパソコンにも力を入れているドスパラでは、「Galleria」ブランドとして様々なゲーム推奨PCをラインナップしており、「FINAL FANTASY XIV推奨認定PC」も4モデルが用意されている。今回紹介するのは、その中でも基本構成で10万円台という低価格を実現した「Galleria FINAL FANTASY XIV 推奨認定パソコン HX」だ。
Galleria FINAL FANTASY XIV 推奨認定パソコン HX(評価機構成) | |
---|---|
CPU | Intel Core i7-870(2.93GHz) |
メモリ | PC3-10600 DDR3 4GB(2GB×2) |
ビデオカード | NVIDIA GeForce GTX 460 1024MB |
ストレージ | SATA II 1.5TB HDD |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
電源 | 550W |
サイズ | 192(W)×511(D)×436(H)mm |
OS | WindowsR 7 Professional 64bit 正規版(キャンペーン中につき無料アップグレード中) |
価格 | 10万9980円 |
CPUはIntel「Core i7-870」(2.93GHz)を採用している。BTOにて、単体では未発売の貴重なモデル「Core i7-880」(3.06GHz)にも変更可能だ。メモリはPC3-10600 DDR3 4GB(2GB×2)で最大16GBまで拡張できる。ビデオカード及びマザーボードの型番は、出荷時期により変更になる場合があるが、今回評価したマシンのビデオカードには、ドスパラらしく標準でPALIT製「GeForce GTX 460 1GB」を搭載していた。これはBTO構成にて「GeForce GTX 460 2GB」へのアップグレードも可能となる。さらに現在はキャンペーン中につき、OSをWindows 7 Professionalに無料でアップグレード可能だ。
筐体にはブラックを基調とした落ち着いたデザインのATXケースを採用。こちらは、今回チェックした中でも剛性が高く、好感の持てるケースだ。フロントパネルにはスリットとエアインテークがあり、12cmフロントファンと併せて効率よく吸気出来るようになっている。
フロントアクセスポートはUSB2.0×2と音声入出力が用意され、3.5インチオープンベイに標準でメディアリーダーを搭載している。サイドパネルは、CPUとビデオカード部に通気口が設けられており、CPU部分には8cmのファンが取り付けられている。
今回評価したマシンの内部を見てみると、マザーボードはATXサイズのASRock製「H55DE3」を採用。HDDは横設置式となっている。筐体内部は実測で330mmと非常に広く取られており、長いビデオカードでも楽に取り付けることができる。
電源は550WのDELTA製「GPS-550AB A」を搭載。BTOにて80PLUS GOLD認証取得のオウルテック製「SS-750KM」や、80PLUS SILVER認証取得のENERMAX製「ERV1020EWT」へのアップグレードも可能となっている。
Windows 7エクスペリエンスインデックスを使って基本性能をチェック
それでは次にWindows 7エクスペリエンスインデックスを使って「Galleria FINAL FANTASY XIV 推奨認定パソコン HX」の基本性能をチェックしていきたい。ドライバーなどはすべて標準にインストールされているもので一切変更はしていない。
Windows7エクスペリエンスインデックスの結果は、プライマリハードディスクこそ5.9となったが、それ以外は全て7.5でWindows 7を使うには十分高速な結果となった。ゲーム以外のアプリケーションも快適の動作するスペックとなっている。
「FF XIV ベンチ」によるベンチマーク
次に「FF XIV ベンチ」を使って性能を確認してみた。まず、Low設定は4541で「快適」という結果。Low設定なら描画クオリティを上げてゲームを楽しめる。一方、High設定は2489で評価は「やや重い」という結果となった。ただし、評価「普通」が2500からということを考えれば、High設定でも標準画質なら十分FF XIVをプレイできるだろう。
FF XIVが動作するまでサポート
設定に自信がないユーザーでも安心
「Galleria FINAL FANTASY XIV 推奨認定パソコン HX」は、「FINAL FANTASY XIV推奨認定PC」で10万9980円という低価格を実現したモデル。低価格ながら、「FF XIV ベンチ」の結果を見るとLow設定なら快適に、High設定でも通常の描画クオリティならプレイ可能なスペックを誇る。
BTOオプションも豊富に用意されているため、自分に合ったPC構成を選択できる点も魅力だ。加えてドスパラのゲーム推奨モデルは、対象ゲーム(今回のモデルならFF XIV)が動作するまでサポートしてくれるため、設定に自信がないユーザーでも安心して購入できるモデルとなっている。
(次ページへ続く)