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必携!必読! Androidアプリ ― 第10回

横画面でQWERTY型のソフトキーボードをより便利に使う

2010年10月01日 12時00分更新

文● オカモト/ASCII.jp編集部

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現時点での実用性は? なものの
今後に期待のQWERTY型日本語入力ソフト

Smart Keyboard PRO 3.5.1

作者:Dexilog, LLC
価格:1.99ユーロ


Japanese for Smart Keyboard 1.1

作者:Dexilog, LLC
価格:無料


 初めて使ったスマートフォンが「W-ZERO3」ということもあって、フリック入力にある程度慣れた現在でも、横画面で使うQWERTY型キーボードが実は一番の好みである。たとえば先日海外で発表されたQWERTYキーボード付きの「HTC Desire Z」は、かなり欲しくなっている1台である(関連記事)。

 もちろん現状のAndroid用日本語入力プログラムでも、横画面でのQWERTY型ソフトウェアキーボードは使える。が、横画面での入力を意識していないアプリの場合、下の画面のように少々悲しい状況になってしまうことも少なくない。

専用画面を開かない文字入力ソフトでは、横画面では入力エリアが見えなくなってしまうことも……

 そこで以前より注目していたのが、今回紹介する「Smart Keyboard PRO」である。横画面にしたときに全画面化。ソフトウェアキーボードとともに専用の入力エリアを表示し、その入力内容をアプリに渡す形になっているので、自分で打った文字が見えないという状況にはならないわけだ。

 ただし、このSmart Keyboard Proは海外製ソフト。従来は日本語の入力は不可能だった。しかしプラグインによって多様な言語をサポートしているので(韓国語なども含む)、そのうち日本語にも? と期待していたところ、最新メジャーバージョンアップでついに対応したので試してみた次第である。

新たに日本語入力にサポート。予測変換にも対応している

 実際に使ってみると、快適な入力でなかなか気持ちがいい。辞書の傾向からはAndroid用にオープンソースで提供されている「OpenWnn」がベースになっていると想像できるが、予測変換も利用できるなど、まずは問題のないレベル。また画面の5分の3ほどをソフトウェアキーボードに割いているので、1キーあたりの面積に比較的余裕があり打ちやすい。数字や主要な記号については、英字キーを長押しすると、ポップアップメニューから選択できるのもよくできていると感じた部分だ。

数字や主要記号はキーを長押しして選択するので、わざわざモードを変えずにすむ

 ただしテスト時点では使っていて致命的な問題点がいくつかあった。まずEnterキーで変換の確定にならない点。実際には、かな漢字変換に用いるスペースを1回以上押してから英字キーを入力する、もしくは読点/句点を入力すると、それ以前の入力文字列は自動的に確定されるので代用は不可能ではないが、日本語入力ではちょっと違和感がある。

 もっと重要な問題は、キーボードの画面を見ればわかるように、音引きの「ー」が無い! さらには変換時の候補にカタカナが現われないのも不便である。

追記 この原稿を書いた翌日(記事を公開した当日)にソフトがバージョンアップされ、音引きキーが追加されたほか、候補にカタカナが現われるようになった。これで日本語入力時の実用度は相当アップしている。それにしても開発スピードが早い!

 てなわけで、実用的にはまだちょっと問題を抱えるものの、開発スピードがとても速いので、これから改善される可能性は比較的高い。現在は自分の怪しい英語で作者に要望すべきかどうか悩んでいるところだが、いずれにしても今後に期待のソフトである。

英語入力ではT9方式に対応。たとえば「curry」と入力する場合も「28779」と10キーを5回押すだけで候補として表示される音声による入力にも対応している
日本語以外にも欧米の各国語や韓国語などを切り替えて入力できる。多言語に対応した入力ソフトとして利用しているユーザーも多いようだ

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