命懸けのバトルゲームが、今はじまる
「咎狗の血」
作品解説
2005年2月に女性向けゲームメーカー「Nitro+CHiRAL」から発売されたPCゲームが原作。兄ブランドであるニトロプラスが得意とする容赦のないストーリーテリングをBLに取り込み、それまでのBLゲームにはなかった硬質な世界観と人間の愛憎を真正面から描いた作品として話題を呼んだ傑作だ。
2008年には新しいシナリオを追加しPS2版が発売され、PC版と併せて9万本以上のセールスを記録しているほか、その世界はCDドラマ化やノベライズ化されるなど、さまざまなメディアミックス展開がなされている。
ファン待望となる今回のTVアニメーション化にあたっては、アクション作品に定評のある監督・紺野直幸がシリーズ構成・高橋ナツコとタッグを組み、トシマの街で開催される死のバトルゲーム、そして生死の狭間で交差する男たちの心を描く。
あらすじ
時は西暦20XX年──。
史上3度目の世界大戦“The 3rd division”が勃発し、ニホンは壊滅的な被害を被り、東西に分裂した。
遅々として復興が進まない中、戦争しか知らずに育った若者たちが鬱屈した心を紛わすために興じていたのは、ストリートファイト“Bl@ster”だった。
そんな若者たちの熱狂の渦の中に立つのは、Bl@ster無敗記録保持者・アキラ──。終戦後の政策によって義務付けられた家族制度に馴染めず、孤児院を脱走した経歴を持つアキラだったが、みなから賞賛を浴びても心は冷め切っていた。
ただ、生きているだけの日々に虚しさを募らせるアキラに、運命の濁流が襲いかかる。突然、身に覚えのない殺人罪で逮捕されてしまったアキラは、過酷な取調べを受けこととなったのだ。
やがて、アキラの前に現れた謎の女によって、無罪放免の条件として死のバトルゲーム“イグラ”に参加し、麻薬組織“ヴィスキオ”の“王(イル・レ”)を倒して組織を殲滅させることを提示される。
彼女との取り引きに応じたアキラは、麻薬組織“ヴィスキオ”の本拠地・暴力と狂気が蔓延する無法地帯“トシマ”に向かうのだった──。
スタッフ
原作:Nitro+CHiRAL
監督・キャラクターデザイン:紺野直幸
シリーズ構成:高橋ナツコ
制作:A-1 Pictures
プロダクション協力:ピクチャーマジック
製作:「咎狗の血」製作委員会・MBS
オープニングテーマ GRANRODEO「ROSE HIP-BULLET」
エンディングテーマ いとうかなこ、VERTUEUX、OLDCODEX、Curriculu Machine、Curriculu Machine feat.W.K.(ワタナベカズヒロ)、木村世治(hurdy gurdy / Pale Green)、Sadie、美郷あきほか
※エンディングテーマは毎話変わります。
キャスト
アキラ:鳥海浩輔
ケイスケ:杉田智和
リン:福山潤
源泉:一条和矢
シキ:緑川光
アルビトロ:岡野浩介
キリヲ:小西克幸
グンジ:谷山紀章
ナノ:山崎たくみ
エマ:百々麻子
グエン:川村拓央
ほか
テレビ放送情報
MBS 10月7日から毎週木曜日25:25~
TBS 10月8日から毎週金曜日25:55~
CBC 10月13日から毎週水曜日26:00~
(※10月8日の初回放送のみ深夜2時10分~の放送となります)
(※放送日時は放送局の都合により変更になる場合があります)
公式サイトURL
http://www.togainu.tv/
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