バッテリー駆動時間がアップした「SH」シリーズ
モバイルノートでは「SH」シリーズと「PH」シリーズの一部機種が新しくなった。
SHシリーズは従来通り2ラインナップ展開だが、従来上位モデル(SH760/5B)だけに搭載されていたUSB 3.0端子が下位モデル(SH560/3B)にも搭載されるようになった。
また、従来比で約107%の高容量バッテリーを新たに採用。これにより従来約6.8時間だったバッテリー駆動時間が約8.5時間(約30%アップ)となった。
そのほか、本モデルにもDTSのサラウンドソフト「DTS Boost」をプリインストールし(DTS Surround Sensation|Ultra PCは非搭載)、カメラを人感センサーとして利用する省電力機能を搭載する。
主な仕様と予想実売価格は以下の通り。なお、同社直販サイト「富士通WEB MART」のオリジナルモデルとして、見る角度で色味が変わる偏光性の塗料で天面を塗装した「MAZIORA」カラーモデルを用意する。
SHシリーズの主なスペック | ||
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SH760/5B | SH560/3B | |
CPU | Core i5-560M(2.66GHz、TB利用時最大3.20GHz) | Core i3-370M(2.40GHz) |
メモリー | 4GB | |
HDD | 640GB | |
ディスプレー | 13.3型ワイド(1366×768ドット) 高輝度・低反射型 |
13.3型ワイド(1366×768ドット) 低反射型 |
USB | USB 3.0×1、USB 2.0×2 | |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチ | |
ワイヤレスWAN | WiMAX | |
予想実売価格 | 18万円前後 | 15万円前後 |
CPUがよりパワフルになった「PH」シリーズ
PHシリーズは700型番(従来のBIBLO Rシリーズ)が新しく「PH770/3B」となって登場した。従来はCore i5-430UM(1.20GHz)というCPUを採用していたが、新機種はCore i3-350M(2.26GHz)を採用し、クロック周波数がアップしている。
主な仕様と予想実売価格は以下の通り。なお、500型番(従来のBIBLO Cシリーズ)は従来機を継続販売する。
PHシリーズの主なスペック | |
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PH770/3B | |
CPU | Core i3-350M(2.26GHz) |
メモリー | 4GB |
HDD | 約640GB |
ディスプレー | 12.1型ワイド(1280×800ドット) |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
ワイヤレスWAN | WiMAX |
外部映像出力 | HDMI、アナログRGB |
指紋センサー | あり |
予想実売価格 | 17万円前後 |