本日28日(水)、CAFFE SOLARE(カフェソラーレ)LinuxCafe秋葉原にてmsi主催の「MSI 子どもパソコン組み立て教室 2010・夏」が開催された。パソコン組み立て未経験の小学4年生~中学3年生までを対象とした、夏休みならではのイベントだ。
msiといえば、すでに11回を数える人気イベント「はじめてでもカンタン!MSIパソコン組み立て教室」という参加費無料のセミナーを普段から開催している。いつもは時間の都合上、18歳以下の参加はできない「組み立て教室」だが、今回は午前/午後の2部制とすることで、未成年者の参加が可能となった。
15時からスタートした午後の部では、計5組の親子が参加。普段の自作系イベントでは、かなりマニアックな発言で会場を沸かす同社マーケティング部 部長 石岡宣慶氏も、今回は完全にお父さん目線の優しい進行で、非常に分かりやすい解説となっていた。会場内では男の子から女の子まで、一緒に来たお父さんとともに、楽しそうに初めての自作に取り組んでいた。
組み立て終了後は、モニターを接続して起動を確認。全ての参加者のPCが、なんの問題もなく起動し、参加した子供たちの中には嬉しさのあまり思わず拍手をする子もいた。最後には同社発行の「名前入り終了認定証書」が手渡された。なお、8月中に再度子供向けの自作教室を企画するとのことなので、興味のある親御さんは同社ウェブサイトをチェックしておくといいだろう。
この手の初心者を対象とした「組み立て教室」は、自作メーカーとしては現在msiのみが定期的に実施しているという状況。既存のユーザーを対象としたイベントも、もちろん重要だが、将来を見据えた自作市場の育成という観点からも、msiのこうした取り組みは、他社も是非真似て欲しいところである。