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テンプレートで今すぐできる! ファイルメーカー仕事術 第6回

月ごとの売上を計算して、見やすいグラフを自動作成

2010年07月26日 09時00分更新

文● 小山香織

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本連載ではビジネスに今すぐ活かせるテンプレートがたくさん詰まった「ファイルメーカー」を使って、業務を効率化するテクニックを紹介します。以下の連載バックナンバーも併せてご覧ください。

今回のテーマ:グラフ作成

ポイント1
データベースから美しいグラフを作成できる

ポイント1

きれいなデザインのグラフが手間なく作れる


 FileMaker Pro 11に新しく追加されたグラフ作成機能。立体的な美しいグラフを少ない手間で作成できる。

ポイント2
グラフの設定はシンプルでわかりやすい

ポイント2

グラフの形状を変えられる


 データの入ったフィールドを指定されるだけでグラフが作れる。エクセルと同様の手順なので迷うことがない。


 FileMaker Pro 11には、新たにグラフ作成機能が追加されました。これまでもファイルメーカーは、単なるデータの保存庫としての用途だけでなく、データ分析にも愛用されてきました。新しくグラフ作成機能が加わったことで、ひと目でわかる報告書を作成できるなど、これまで以上に業務に役立つツールとなりました。

 前回に引き続き、今回も付属のテンプレート集「スターターソリューション」に収録された「請求書」をもとにしています。このテンプレートには「受注日」が入力できます。この受注日をもとに、月ごとの売上金額をファイルメーカーに計算させ、グラフにしましょう。

 グラフの作成方法は、一般的な表計算ソフトと似ています。今回紹介している棒グラフのほか、円グラフや折れ線グラフなど、仕事で必要なグラフの種類を網羅しています。

 今回は立体的で見栄えのするグラフを作成しています。プレゼン資料の元データとして利用するのにも最適です。社内で白黒コピーして使うのなら、平面的でシンプルなグラフに変更するのもいいでしょう。あとから自由に設定を変えられます。


仕事に活かせるデータベースソフト「FileMaker Pro 11」

FileMaker Pro 11

 高度なデータベースを作成する上級ユーザーはもちろん、初心者でも手軽に使えるソフト。ファイルメーカーのサイトより製品版および、無料評価版のダウンロードが可能。

 価格:3万9900円。対応OS:Windows 7/Vista/XP、Mac OS X 10.5.7/10.6。


 (次ページでは各ポイントを詳しく紹介します)

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