5月24日、中国地方のモバイルコンテンツ事業などを手がけるテレトピアは、FAXを携帯電話で受信するサービス「モバイルFAX」をドコモ公式コンテンツとして提供すると発表した。
モバイルFAXは、スピーディーな対応が要求される見積書や印刷校正などのFAXを携帯電話で閲覧できるサービスだ。同サービスはすでにauとソフトバンクの公式コンテンツとして採用されていたが、今回のドコモでの採用により、国内の主要キャリアを押さえたことになる。
利用方法は、本サービスに申し込むとFAX専用電話番号が割り当てられるので、送信元からその番号に対してFAXを送信してもらうだけだ。。
受け取り側は、写メールを受信したような感覚でFAXを閲覧可能だ。閲覧時は、携帯電話の小さな画面でも快適にFAXを読めるように、拡大や縦横スクロールは自由に行なえるようになっている。
FAXはPDFかJPEG形式の画像として受信するため、携帯電話への保存が可能だ。また、パソコンのメールアドレスに受信したFAXを転送すれば印刷することもできる。
以上のように、場所を問わず、すぐに届き、画像データで管理できて、自分だけに届くFAXを実現できるため、業務効率の向上やFAXの管理性に加えてセキュリティ性も確保したサービスとなっている。
発表と同時にドコモでのサービス提供を開始しており、利用料金は全キャリア共通で月額315円となる。初期費用はかからない。