5月12日、カゴヤ・ジャパンは、クラウドコンピューティングサービス「クラウドブースター」を発表。6月下旬より開始する。
「クラウドブースター」は、同社が提供するレンタルサーバーブランド「KAGOYAInternet Routing」の追加オプションで、アクセス状況に応じて、自動的にサーバーの台数を拡張し、ロードバランサーを使って負荷分散させるサービスだ。
専用サーバーのアクセス状況に応じて順次ブースター用サーバーを追加し、同時に負荷分散させることで各サーバーの負荷を下げ、サイトのレスポンスを維持する仕組みとなっている。アクセスが落ち着いてベースの専用サーバーのみで対応可能となれば、追加されたブースター用サーバーは自動的に切り離され、無駄なコストは発生しない。料金体系はブースター用サーバーが追加された時間単位で利用料金が発生する従量制課金。1時間当たり245円からという低価格で利用できる。その他の固定費用はない。
同社ではバーゲンや特別キャンペーン期間中にアクセスが集中するショッピングサイトや、プロ野球の試合結果照会や動画配信など、シーズン中にアクセスが集中するようなスポーツ情報サイトで導入すると自動的に「クラウドブースター」が起動して負荷を分散することができるとしている。