24ラックの利用が可能な新サービス

カゴヤ、コロケーション風の「専用サーバー FLEX」

文●TECH.ASCII.jp

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 7月30日、カゴヤ・ジャパンはレンタルサーバの新サービス「KAGOYA 専用サーバー FLEX」の提供を開始した。サーバの単体運用を想定する「KAGOYA 専用サーバーFLEX シンプルマウント」、複数のサーバや機器を組み合わせたシステムとしての運用を想定するコロケーションサービスに近いレンタルサーバサービス「KAGOYA 専用サーバーFLEX コロケーション」の2種類のメニューを用意する。

サーバ単位でレンタルのシンプルマウント

 KAGOYA 専用サーバーFLEX シンプルマウントは、管理者権が付いてグローバルIPアドレスが割り当てられたサーバを1台専有できるサービス。利用するサーバは同社からのレンタルで、Pentium M 740(1.73GHz)、1GBメモリ、160GB HDD搭載の「タイプB」(初期費用3万1500円)、クアッドコアXeon X3210(2.13GHz)、4GBメモリ、1TB HDD×2(RAID1)搭載の「タイプQ」(同25万2000円)など。「サーバ強化オプション」を利用することで、メモリやHDDの増強も行なえる。

サーバ強化オプション
オプション名 内容 初期費用
メモリアップグレード 1GB→2GB(1GB×2) 1万5750円
1GB→4GB(2GB×2) 3万1500円
2GB→4GB(1GB×4) 2万6250円
4GB→8GB(2GB×4) 6万3000円
HDDアップグレード(サーバ作成時のみ可能) 160GB×2→500GB×2 2万1000円
160GB×2→1TB×2 2万9400円
500GB×2→1TB×2 2万6250円

 OSには、Vine Linux、CentOS、FreeBSDなどが無償で提供されるほか、有料オプションとしてRed Hat Enterprise LinuxとWindows Serverが利用できる(価格は要相談)。回線には帯域共有タイプと専有タイプがあり、100Mbpsを共有し利用帯域目安が0.5Mbpsの「シンプル100」が1万2600円、利用帯域目安が10Mbpsの「シンプル2000」が12万6000円など。また、10Mbpsを専有できる「専有レギュラー」が17万8500円、100Mbps専有の「占有プレミアム」が78万7500円などとなっている。

複数ラックも使えるコロケーション

 KAGOYA 専用サーバーFLEX コロケーションは、複数のラックをスイッチで結んだシステムの構築が可能なコロケーションサービス。最大24台のラックを利用できる拡張性の高さが特徴の1つだ。

 プランには、ラックを最大6まで利用できる可能な「plan S」、最大12台の「plan M」、最大24台の「plan L」の3種類を用意。プランSであれば16個のIPアドレスが利用可能で、初期費用が10万5000円の月額料金が10万5000円(サーバ代は別途必要)。標準で24時間365日の有人監視、10Mbpsの専有回線、専用ファイアウォール、リモートKVMスイッチ(KVM over IPスイッチ)の貸し出しサービスなどが付属する

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