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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 ― 第12回

究極と至高のキーボードで文章入力効率を倍増させる技

2010年04月27日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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高級キーボードノススメ
高級キーボードノススメ

 デスクトップパソコンなら普通はキーボードが付いてくる。ジャンクでいいなら500円から、量販店でも2000円くらいからフルサイズのキーボードが売られている。ワイヤレスキーボードでも5000円程度から手に入る。しかしそうした格安キーボードが出回る一方で、1万円を軽く超える高級キーボードもある。

 こうした高級キーボードは、ただ買うだけで文章作成効率が向上する魔法のデバイスだ。今回は、触れたことがない人には興味さえないであろう、高級キーボードを紹介する。


一日中キーボードをたたいている人間が
求めるキーボードとは?

 筆者は取材に出ていない限り、キーボードの前に座っている。そんなライターがキーボードに求めるのは打ちやすさ、そして打ったときの気持ちよさだ。もちろん、コストも気になるところ。またキーボードと言っても、さまざまなタイプがある。

パソコン付属のキーボードでもタッチタイピングはできるのだが パソコン付属のキーボードでもタッチタイピングはできるのだが、仕事の効率はよくない

 マウスは断然ワイヤレスの方が使いやすいが、据え置きで使うキーボードなら有線でも問題なし。とっさの反応が遅れるワイヤレスよりは、有線のほうがいい。そもそも、後述する高級キーボードにはワイヤレスタイプがない。有線の種類は2種類あり、筆者はまだPS/2接続を利用しているが、現在はUSBが主流だ。

 英語キーボードというものも存在する。「半角/全角」キーがないなど配列が異なるものの、「変換」キーなどがなく大きなスペースキーが利用できるといったメリットもある。キートップにかな表記がないので、見やすいし、何よりかっこいい。日本製のノートパソコンでも英語キーボードをオプションで用意していることがあるほどだ。

 しかし、筆者はできるだけノーマルな環境を構築する必要があるので、英語キーボードではなく日本語キーボードを選んでいる。「無変換/変換」キーは使わないので、気が向いたときに設定を変更して無効にしたり、スペースキーと同様の動作にしている。

 キー配列も重要だ。メインキーはどのキーボードでもほとんど変わらないが、テンキーの有無やカーソルキーの配置などが異なると、使い勝手も変わる。キーボードのサイズも、コンパクトタイプとフルサイズで2倍は違う。

 打ちやすさと打鍵感の気持ちよさは、主観でしか伝えられない。しかし、ここがもっとも重要だ。数千円のキーボードはワイヤレスでソフトウェアキーがあり、ポインティングデバイスまで備えていることもある。それでも、シンプルなのに2万円前後もする高級キーボードのニーズがあるのは、使い勝手がいいからなのだ。


タイプライターのような音で、アドレナリンを放出する

 10年ほど前は、1人きりの6畳間で寝ても覚めてもキーボードを叩いていた。唯一の慰めは、1センテンスを入力し終わったことを示す、Enterキーを叩く音。ストレス発散も兼ねてか、全体的に強いキータッチで入力していたものだ。そんな時代にあこがれていたのが、古き懐かしき英語のタイプライター。ガシャガシャガシャカーンっというあのサウンドと手応えが欲しかったのだ。

 そこで当時手に入れたのが、Unicomp製の「UNI04C6」というキーボード。強めのスプリングで、打ち込むと金属製のクリック音が響く。PS/2接続の英語キーボードだが、タイプライターのようなタイプ感とサウンドに魅了され、海外から取り寄せていた。今は販売終了になっている。

Unicompの「UNI04C6」 Unicompの「UNI04C6」。「IBM 85Key SpaceSaver」として知られていたキーボードの復刻版というか流用版

 UNI04C6は数年経っても壊れることはなかったが(今でも問題なく使えている)、キーが重くて腱鞘炎になりかけた。そこで、もう少しタイプ感が軽い製品を探していたところ、FILCO(ダイヤテック)のメカニカルキーボードに出会った。1万円ほどするが、その頃からの愛用者だ。ただ、1年と持たずに壊れてしまい、「A」や「C」「BackSpace」キーなどが、押すと連続入力されてしまうようになる。買い換えがやや負担だった。

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