【結論】
録画、ネットワーク、画質とテレビに多くの要素を求める
ASCII.jp読者は日立Woooに注目すべし
Woooは以前から高機能志向が見られていたが、「P50-XP05」では録画機能を中心に操作面や使い勝手に改良が加わり、より使いやすい録画テレビとなっていた。
メディアに記録して保存するという部分でも、カセット型のHDD「iVDR-S(別売)」への対応で単体レコーダーに対して大きな差は感じない。それでいて接続や操作の簡単さなど録画テレビならではのメリットを多数持っている。
居間に置いて家族で使う1台目の大画面テレビとしてももちろん魅力的だが、個人用のテレビとして寝室に置いて使うのも便利に感じる。余計な配線などを気にせず、テレビ1台で手軽に録画したり、リビングのWoooで録画した番組を再生するのはとても楽しそうだ。
なにより画質/音質ともに高水準で、今テレビに求めらていれる機能がしっかりそろっている。テレビをただ放送を見るためだけのものとしてではなく、録画機能やネットワーク機能を活用したり、よい映像を楽しんだりと多彩に利用したいと考える人にとって、新ラインナップのWooo「XP05シリーズ」は必ず購入候補に加えるべき1台と言える。
AVネットワークへは全機種で対応するWooo
超解像技術「ピクセルマネージャー」を搭載するなど、機能/画質ともに上位の「XP05シリーズ」は、プラズマが50V/46V/42V型の3モデル、液晶は37V/32V型の2モデルで計5モデル用意されている。画面サイズ以外の機能はほぼ同等である
今回26型を紹介した「HP05シリーズ」はシングル録画タイプ(裏番組の視聴は可能)でHDD容量は250GB(最大録画時間は約200時間、※7)。「ピクセルマネージャー」は搭載していないが、ハイビジョン放送の8倍録画や「iVDR-S(別売)」への対応など、録画関連の機能は充実している。またネットワーク機能を重視する人にも注目のシリーズだ。プラズマが42V型、液晶は32V/26V/22V型の計4モデルである。
エントリーモデルの「H05シリーズ」は録画機能は持たないが、AVネットワークのクライアント機能には対応している。H05シリーズは液晶のみで32V/26V/22V/19V型の4モデルとなる(それぞれに黒と白が存在する)。
さらにチューナー分離型の「UT800シリーズ」もラインナップされている。
なお、いずれのモデルも4月に適用範囲が改定された新しいエコポイント制度の対象製品である。
※7:長時間録画モードにするほど画質は劣化します。録画時間は目安です
*「XP05シリーズ」ではアナログ放送の録画はできません
*画面はハメ込み合成です
*写真はイメージです