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日本HP、幅10cmの小型ワークステーション「HP Z200 SFF」

2010年04月08日 20時12分更新

文● ASCII.jp編集部

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新しくなったHPのワークステーションのラインアップ

 米国で3月下旬に発表となったHP Z Workstationの新製品(関連記事)。日本ヒューレット・パッカードは、その国内発表会を4月7日、都内で開催した。国内での価格が明らかになったほか、S-IPSパネルを採用した新液晶ディスプレーとして「ZR22w」(直販価格3万6750円)と「ZR24w」(同5万7750円)の2製品も発表されている。


新Xeon搭載で、ラインアップを一新

米国から発表会のために来日した米HPワークステーション・グローバル・ビジネス・ユニット、ワールドワイド・マーケティングディレクターのジェフ・ウッド氏

 日本HPが昨年から展開しているZシリーズは、当初「Z800」「Z600」「Z400」の3シリーズからスタート。今年に入り、エントリークラスのZ200シリーズが追加されている。今回Z200をコンパクトにした「Z200 SFF」が新規に加わっている。

 上位のZ800およびZ600シリーズでは、Xeon 5600/5500番台を最大2基搭載可能。Z400シリーズはシングルプロセッサーのみの対応で、Xeon 3600/3500番台となる。CPUコア数はいずれも6コアまたは4コア。

 筺体は従来機種と基本的に同様だが、Z600は前面にIEEE 1394端子を新たに装備した。マザーボードも変更し、Registeredメモリーにも対応。最大メモリー搭載容量が48GBに倍増した。

 Z400シリーズもメモリースロット数を4本から6本に増やし、最大搭載容量が16GBから24GBに変更となっている。

Z600シリーズの新しいマザーボード

 新規に追加されるCPUは下記の通り:

表1 Z800/600/400シリーズで新規に追加されたCPU
製品名 Z800 Z800/Z600共通 Z400
CPU(6コア) Xeon X5680 Xeon X5670、X5560、X5660 Xeon W3680
CPU(4コア) Xeon X5677 Xeon X5667、X5640、E5620、E5507 ──

 Z200シリーズに関しては、Xeon 3400番台またはCore i5/i3シリーズを選べ、内蔵コア数は4コアまたは2コアとなる。

10cmと薄型の筺体をアピール

 新たに追加されたZ200 SFFの筺体サイズは、幅100×奥行き381×高さ338mm。ミニタワー型の従来モデルと比較して、約1/3の容積(67%減)をうたう。拡張スロットがロープロファイルタイプとなり、ビデオカードの選択肢が限られること、搭載可能なHDD(SATA)が2基のみになるなどサイズの制約を受ける面はあるが、選択できるCPUやチップセット(Intel 3450)、最大16GBメモリー(ECC)といった、基本性能の面ではZ200と変わらない。

表2 各シリーズの主な違い
製品名 Z800 Z600 Z400 Z200 Z200 SFF
最小構成価格 21万円 17万6400円 16万7475円 12万225円
CPU Xeon 5600
Xeon 5500
Xeon 3600
Xeon 3500
Xeon 3400
Core i5/i3
メモリー容量 2~192GB 2~48GB 1~24GB 2~16GB
HDD搭載数 5 3 4 3 2
PCI-Eスロット SLI対応 標準サイズ ロープロ
RAID 0/1/5/10 0/1/5 0/1
80PLUS電源 SILVER BRONZE SILVER
水冷オプション ── ──
販売開始時期 4月15日 4月22日 4月15日 既発売 4月15日

 ZR22wとZR24wはともに視野角の広いS-IPSパネルを採用。21.5型ワイドのZR22wは16:9(1920×1080ドット、sRGB比101%、カバー率96%)、24型ワイドのZR22wは16:10(1920×1200ドット、sRGB比102%、カバー率97%)。コントラスト比はともに3000:1。

ZR22w(左)とZR24w(右)。S-IPSパネルを採用。ZR22wはEnergy Star 5に加え、EPEAT GOLDなどにも対応したグリーンなモニター

 電源効率85%の電源アダプターを採用し、ZR22wはEnergy Star 5.0に対応。リサイクル率25%の合成樹脂を採用する。発売は4月8日。

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