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重要ファイルがどのように扱われているかトレース

ファイルに鈴を付ける!Oracle IRM提供開始

2010年03月31日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 日本オラクルは、ファイルやデジタルコンテンツの保護や管理を行なう「Oracle Information Rights Management」(Oracle IRM)の提供を開始した。

 Oracle IRMは、ファイルやコンテンツに“シール”を貼りアクセス権や操作権、参照期間の制限、操作の追跡などを可能にする。具体的には、暗号化したファイルにセキュリティ情報を埋め込むことで、こうした機能を実現している。シールは、サーバー上/クライアントPC上のいずれでも貼り込むことが可能。オラクルではシールと表現しているが、言ってみればファイルに鈴を付けてしまうようなイメージだろう。

Oracle IRMのイメージ

Oracle IRMのイメージ

 細かい特徴は、以下の通り。

アクセス権の制限
暗号化したファイルにセキュリティ情報を埋め込んで、管理。ファイルを格納した媒体に左右されないのが特徴。
操作権の制限
ファイルを開いた利用者の役割(ロール)に応じて、ファイルへの操作権限をコントロール。たとえば、印刷不可、コピー不可、スクリーンショット不可といった制限がかけられる
参照期間の制限
ファイル参照可能機感を設定。管理者は配布した後でも、ファイルへのアクセス権や捜査権を取り消せる
操作の追跡
保護されているファイルに対し、ユーザーが行なった主要な操作をすべて記録し、ファイルの所在も含めてサーバーで集中管理する。ファイルがオフラインであっても利用可能

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