リーズナブルでハイスペックもOKなCore iマシン
Endeavor MR6500
Endeavorブランドにはもう1シリーズ、Core i7/5に対応したミニタワー型デスクトップ「Endeavor MR6500」がラインナップされている。
Endeavor Proシリーズが高性能と高い拡張性(その代わり値もはる)を重視した製品なのに対し、MR6500はProシリーズほどの拡張性は持たない代わりに、リーズナブルな価格を指向したコストパフォーマンスの高い製品となっている。
「Proシリーズほどの拡張性は持たない」とはいえ、ミニタワーながら拡張性は充実しているし、選択できるコンポーネントのバリエーションはPro4700に劣らない。以下に主なコンポーネントを示す。
CPU | Core i7-870(2.93GHz)、Core i7-860(2.8GHz)、Core i5-750(2.66GHz) |
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メモリー | 1~8GB(32bit OS時は使用できる容量は3GBまで、64bit OS時は1GB選択不可) |
GPU | Radeon HD 5750(1GB)、Radeon HD 4650(512MB)、 GeForce 8400GS(256MB)、Quadro FX1800(768MB)、 FirePro V3750(256MB)、Quadro FX370(256MB) |
ストレージ | 1.5TB、1TB、500GB、250GB、 RAID 0キット 1TB(500GB×2)、RAID 1キット 1TB(1TB×2)、 RAID 1キット 500GB(500GB×2)、RAID 1キット 250GB(250GB×2) |
光学ドライブ | BDコンボドライブ、DVDスーパーマルチドライブ、DVD-ROMドライブ |
そのほか | 地上デジタル放送チューナー(Media Center用)、RS-232Cボード |
OS | Windows 7 Home Premium 32/64bit、同Professional 32/64bit、 同Ultimate 32/64bit、Windows XP Professional(7 Professionalダウングレード) |
いずれもPro4700に匹敵するレベルである。パソコン本体に関しても、Pro4700のようなドライバーレスの仕組みこそないものの、サイドパネルは手回しネジで取り外せるし、内部も広々として拡張しやすい。HDDベイも横にスイングして容易にHDDを交換できる工夫が盛り込まれている。
評価機の場合、グラフィックスカードにはDirectX 11対応の「Radeon HD 5750」を搭載。Radeon HD 5000系列の中では、ミドルクラスのやや上に位置付けられるスペックで、優れた3Dグラフィックス性能を誇る。電源容量が350WなのでハイエンドGPUを使用するのは難しいが、ミドルクラスのGPUなら内部空間の余裕もあって、十分に対応できる。
簡単なテストとして、「バイオハザード5ベンチマーク」を実行してみたが、デフォルト設定のパフォーマンステストBで約68fps、アンチエイリアシングを「4x」、モーションブラーを「オン」にして測定してみても約65fpsと優れた成績を残した。これなら最新のゲームでも快適に動かせるだろう。
基本構成価格は7万9800円からと、Pro4700より2万円以上安価なのも魅力だ。拡張性はそれほど重視しないが、とりあえず最新CPUを積んだハイスペックなデスクトップ一式が欲しいという方には、こちらもお勧めの製品と言えよう。
Endeavor MR6500(評価機構成)の主な仕様 | |
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CPU | Core i7-860(2.80GHz) |
メモリー | 4GB |
グラフィックス | Radeon HD 5750 |
HDD | 500GB |
光学ドライブ | BDコンボドライブ |
カードスロット | CFスロット、SD/SDHCメモリーカード/MMCスロット、メモリースティックスロット、スマートメディアスロット |
インターフェース | USB 2.0×9、IEEE 1394、10/100/1000BASE-T LAN、PS/2キーボード、同マウス、パラレルポートなど |
電源 | 容量 350W |
サイズ | 幅179×奥行き396×高さ368mm |
OS | Windows 7 Professional 64bit版 |
価格 | 13万1250円(最小構成価格 7万9800円) 「最新QuadコアCPUがお買い得!キャンペーン」 「“Professional” がお得!キャンペーン」 (どちらも2010年4月5日17時まで) |
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