エプソンダイレクト(株)は19日、Windows 7を搭載するタワー型デスクトップパソコン「Endeavor Pro4700」「Endeavor MR6500E」を発表した。
Endeavor Pro4700は、同社のミドルタワー型デスクトップ「Endeavor Pro4500」の後継機種となるWindows 7搭載モデルである。5インチフロントベイが3基、前面からアクセス可能な3.5インチHDDベイを4基備えるなど、高い拡張性を魅力とする製品だ。
マザーボードとCPUも最新仕様に更新され、CPUにはCore i7 870(2.93GHz)やCore i5 750(2.66GHz)など、最新のNehalemアーキテクチャーCPUを選択可能となっている。HDDは1.5TBを最大4台内蔵可能で、RAID 0/1/5/10構成での注文も可能となっている。
グラフィックスカードの選択肢も幅広く、安価なRadeon HD 4350(メモリー512MB)から、ハイエンドのGeForce GTX 295(メモリー1792MB)まで用意されている。電源ユニットは容量670Wのものを内蔵する。
選択可能なOSは、Windows 7 Home Premium/Professional/Ultimateの32bit/64bit版と、Windows XP Professional(7 Professionalからのダウングレード)と、こちらも選択肢が幅広い。本日から受注を開始しており、価格は10万9830円から。
Endeavor Pro4700の主な仕様 | |
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CPU | Core i5 750(2.66GHz)/Core i7 860(2.80GHz)/i7 870(2.93GHz) |
メモリー | 2~8GB |
グラフィックス | Radeon HD 4350/Radeon HD 4850B/GeForce GTX 275/GeForce GTX 295/FirePro V3750/Quadro FX 1700 |
ディスプレー | オプション |
HDD | 500GB/1TB/1.5TB、最大4基 |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ/DVD-ROMドライブ |
サイズ | 幅217×奥行き501×高さ476mm |
OS | Windows 7 Home Premium/Professional/Ultimate(32bit/64bit版)、Windows XP Professional |
価格 | 10万9830円から |
Energy Star対応モデル Endeavor MR6500E
同時に発表された「Endeavor MR6500E」は、9月に発売された「Endeavor MR6500」を、OA機器の消費電力基準「国際エネルギースタープログラム Ver.5.0」に対応させたもの。HDDは1基、グラフィックスカードはGeForce 7200GSのみと、消費電力を減らした構成となっている。
主なハードウェア仕様はMR6500と同等。価格は7万9800円で、11月上旬から受注開始の予定。