実は生まれたばかりの時にも撮ってた!
そういえばこの猫、見たことがあるっ。帰宅してから古い写真をがさごそと(iPhoto上で探すだけなのでそんな音はしないけど)探すと、いた。2006年1月だ。
よく見ると左目の様子がへんで、模様もそっくり。今よりちょっと痩せてて、赤い首輪をしてる。妙に人なつっこかった記憶がある。
さらに遡ってみると、2004年に撮った写真にも発見。生まれて数ヵ月の子猫。確信は持てないけど、左目がつぶれた感じからしてこの猫に違いあるまい。
あれこれ思い出してきた。ものすごく小さくて、よたよたしてて、他の猫たちに保護されてた感じ。明らかに左目が見えてなくて、がりがりに痩せてて、かつおぶしをあげても上手に食べられず、あまりにも弱々しく、このままでは生き延びられないんじゃないかと心配したのである。
それがいまや、血色も肉付きもよく立派な中年猫になっているではないか。よかったなあ。
そうこうしてたら近所のおじさんが家から出てきて、路地を歩いていくと猫も一緒にとことことついていくのであった。そんな2009年最後の夕方。
では本年もよろしくお願いします。
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筆者紹介─荻窪圭
老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメのレビューをしている。趣味はネコと自転車で、天気がいい日は自転車で都内を走り回りながら面白いものを見つけては撮影する日々。最近の単行本は『デジカメ撮影のネタ帳 シーン別ベストショットの撮り方』(MdN)、『デジカメ撮影の知恵』(宝島社新書)。密かにネコ動画ポッドキャストも更新中。
*次回は2010年1月15日掲載予定
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