今年のシスコはUCSとUCで決まり!「シスコ最大のローンチだ」。米シスコシステムズ ワールドワイドストラテジー&プランニングオペレーションズ バイスプレジデントのリック・マコーネル氏は、シンガポールから記者発表にビデオ出演して語った。
今回発表した製品は、サービス、製品などを合わせて全部で61と多岐にわたる。目玉は、「Cisco Unified Communications System リリース 8.0」と、2007年に買収したビデオコラボレーション企業WebExに関連したソリューションだ。これらはいずれも、従来のシスコの“インフラ機器/ソリューション”といったイメージとは違い、もっと上位のアプリケーション層まで達する製品群である。
同社石本氏は「シスコに今までなかったアプリケーションの話が出てきている」「ITで堅実な成長が期待できる分野だ」と、従来のユニファイドコミュニケーションからアプリケーション分野への進出に意欲を示す。「新しいIP電話、ビデオとIP電話の融合、Wi-FiやBluetoothを使ったコミュニケーションによって、TCOをさらに向上させていこうというものだ」(石本氏)。
ここでは、記者発表後半に行なわれたコラボレーションサービス分野のデモンストレーションの模様をお届けする。
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