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WiMAX内蔵でスタイリッシュにモバイル通信可能なモデルも登場

最強の薄型軽量スタミナノートVAIO Xの「お値段」

2009年10月22日 22時51分更新

文● ASCII.jp編集部

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写真はVAIO Xプレミアムカーボン。ソニースタイル直販のオーナーメードモデル限定カラーだ。

写真はVAIO Xプレミアムカーボン。ソニースタイル直販のオーナーメードモデル限定カラーだ。

 VAIO Xは幅278×奥行き185mmで、B5サイズよりやや大きい。厚さは13.9mmで極めて薄い。重さは構成によって変わるが、店頭モデルで765g、オーナーメードモデルの最軽量構成で685g。本体カラーは店頭モデルがブラック1色、オーナーメードモデルでは、ブラックに加えて、プレミアムカーボンとゴールドの3色から選択できる。

 本体スペックを見てみよう。オーナーメードモデルでは、プロセッサーとしてインテルAtom Z550(2GHz)、Z540(1.86GHz)、Z530(1.60GHz)が選択できる。ストレージはSSDで、容量は64~256GB。本体メモリーは2GBで増設はできない。光学ドライブは非搭載。画面は11.1インチのワイド液晶、解像度はWXGA 1366×768ドットだ。OSは店頭モデルがWindows 7 Home Premiumのみ、オーナーメードモデルではWindows 7 Professionalが選択肢に加わる。キーボードは、オーナーメードモデルなら日本語配列と英字配列いずれかが選べる。なお、キーピッチは17mmで、手が大きな人でも余裕をもって入力できる。

 VAIO Xオーナーメードモデルのメリットの1つは、内蔵WiMAX通信アダプターを選択できることだ。外付け型のWiMAX通信アダプターは市販されているが、内蔵型は市販されていない。VAIO Xを外出先で使う場合、通信方法を確保する必要が出てくる。公衆無線LAN並の通信速度、無線WAN並の広さのサービスエリアを併せ持つWiMAXなら、首都圏など大都市圏のモバイル通信として実用的だ。また、通信アダプターが内蔵であれば、外付け通信アダプターの接続と取り外しの手間がないし、通信アダプターを忘れて通信できない心配もない。

 VAIO Xは光学ドライブを内蔵していない。ソフトウェアのインストールや、本体SSDのバックアップを取る際には、USB接続の外付け光学ドライブが必要になる。

個人向けVAIO Xオーナーメードモデル
項目 内容
直販価格 構成による
CPU Atom Z550(2 GHz)とAtom Z540(1.86 GHz)、Atom Z530 (1.60 GHz)から選択
OS Windows 7 Professional 32ビット正規版、またはWindows 7 Home Premium 32ビット正規版
サイズ 278(幅)×185(奥行)×13.9(高さ)mm
重量(g) 約655g(最軽量の構成時)~1080g(Xバッテリー時)
画面サイズ 11.1型ワイドWXGA (1366x768ドット)
メモリー 2GB
SSD 約64GB~約256GB
光学ドライブ なし
無線LAN WiMAX搭載時、ワイヤレスLANはIEEE 802.11a/b/g/n、WiMAX非搭載時はワイヤレスLANはIEEE 802.11b/g/n対応
Bluetooth 選択可能
WiMAX 選択可能
Webカメラ なし
モデム なし
バッテリー 選択可能
TV機能 なし
キーボード 日英から選択可能
本体色 3色から選択可能

(次ページへ続く)

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