東芝ダイレクトPC by Shop 1048直販モデル・テストレポート
SSDとWiMAX内蔵の高級A4ノート、dynabook SS RX2/WAJ
2009年07月15日 19時41分更新
ビジネス向け本格モバイルノートとして評価の高い東芝dynabookシリーズに新しいモデルが加わった。超軽量ボディにモバイルWiMAXを搭載した「東芝ダイレクトPC by Shop 1048」直販モデルdynabook SS RX2/WAJだ。dynabook SS RX2/WAJは、バッテリー込みで重量1.095kgと軽量、そしてA4サイズのコンパクトなボディ、そしてバッテリー動作時間最長12時間のビジネスモバイル向けノートパソコンだ。メインストレージとして省電力性能・耐障害性能、そして静音性能等に優れた大容量SSD 512ギガバイトを採用しているのも大きなポイントだ。そして直販モデルのdynabook SS RX2/WAJのみに内蔵のモバイルWiMAXは、大都市圏の広いエリアで高速インターネット通信が可能だ。
dynabook SS RX2/WAJ/内蔵のモバイルWiMAXとは
このdynabook SS RX2/WAJに内蔵のモバイルWiMAXは、UQ コミュニケーションズ提供の広域高速インターネット通信サービスだ。いよいよ7月から商用サービスが開始、契約プランも月単位、あるいは日単位となっており、先行他社プランのような長期契約縛りもないので、出張の時だけ使いたい、というようなニーズには最適だ。サービスエリアは東京23区、横浜、川崎、名古屋、大阪、京都、神戸で、さらに本年度末には全国政令指定都市へサービスを拡大し、人口カバー率で55%となる予定だ。
モバイルWiMAXに注目が集まるのはなぜか
今までモバイル環境でデータ通信を利用するには、イー・モバイルやドコモのデータ通信サービスや公衆無線LANサービスを使う必要があった。
しかし、前述のイー・モバイルなどのデータ通信サービスの速度は2009年7月現在で最大7.2Mbpsしかなく、メールを大量に受信している際にもどかしく感じたり、資料がなかなかダウンロードできず焦ったという経験がある人もいるだろう。
また、公衆無線LANサービスは、通信速度は速いものの、エリアの狭さがネックだ。利用するためには、駅やファーストフード店など自分が加入している公衆無線LANサービスが指定するアクセスポイントへ出向かなければならない。
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