このページの本文へ

もっと知りたい! Snow Leopard ― 第1回

最新OSへの移行もこれでバッチリ!!

Mac OS X「Snow Leopard」インストール完璧ガイド

2009年08月28日 23時00分更新

文● 倉田吉昭

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

インストール

インストールDVD
Snow LeopardのインストールDVD

 Snow Leopardのインストールディスクは、DVD1枚で構成されている。このDVDをMacにセットしてインストールを指示すれば、システムに加えて「Safari」や「Mail」といった主要アプリケーションを組み込んでくれる。

 Leopardと異なり、Snow Leopardはインストール時に「アーカイブしてインストール」や「消去してからインストール」といったオプションが選べなくなった。すでシステムが存在する場合はアップグレード(上書き)を実行し、それ以外は新規インストールとなる。

 手持ちのソフトや周辺機器との互換性が気になる人は、インストール前に現在のOSを外付けHDDなどにバックアップしておいたほうが無難だ。アップルはサポートページにて、「互換性のないソフトウェアについて」というトピックを紹介している(関連リンク)。併せて、各メーカーが発表している対応状況も参考にしよう。


1.インストールDVDを挿入

インストールディスクをマウントする。Snow LeopardはIntel CPU専用になったため、PowerPC搭載Macではインストーラーを起動してもインストールできない旨のダイアログが表示される

2.インストーラーを起動

「Mac OS X インストール」をダブルクリックしてインストーラーを起動する。そのままインストールを続ける場合は右下の「続ける」を、内蔵ディスクを初期化してインストールしたいときは左下の「ユーティリティ」をクリックする
「ユーティリティ」ボタンをクリックした場合は、インストールディスクから起動し直す必要がある。「再起動」ボタンをクリックして再起動しよう

初期化でクリーンインストール!

 DVDより起動した場合、いくつかのユーティリティが使えるようになる。OSのインストール時によく使うのは「ディスクユーティリティ」で、HDD・SSDの初期化やパーティション分割、ディスクの修復などを実行してくれる。内蔵ディスクをまっさらにして、OSをクリーンインストールしたいときに役立つだろう。

DVDから起動したら、「主に日本語を使用する」を選んで「→」ボタンをクリックしよう
「Mac OS Xインストール」の画面が表示されたら、ポインターを画面上部に動かしてメニューを出し、「ユーティリティ」メニューから「ディスクユーティリティ」を選ぶ
インストール先を初期化したい場合は、左側のリストからボリュームを選んで「消去」タブで実行する。パーティションを分割には「パーティション」タブを用いる

 このほか、管理者パスワードを忘れてしまった場合は「リセットパスワード」を、Time Machineのバックアップからデータを復帰する場合は「バックアップからシステムを復元」を選べばいい。


3.使用許諾契約に同意する

インストールを行う前に、使用許諾契約に同意する必要がある。同意してインストールを続ける場合は「同意する」ボタンをクリックしよう

4.インストール先のディスクを指定する

標準の状態では起動ディスク(図では「Macintosh HD」)がインストール先に選ばれる。ほかのディスクやパーティションにインストールしたい場合は「すべてのディスクを表示」をクリックしてディスクの一覧を表示し、インストール先のアイコンをクリックして選択する

5.カスタムインストール画面を表示する

手順4で左下の「カスタマイズ」ボタンをクリックすると、インストール内容をカスタマイズできる。下記を参照に不要なドライバーや言語リソースなどはここで削除しよう
項目名 概要 容量
必須システムソフトウェア 最小限のシステムソフトウェア。アップグレードの場合は少々容量が大きくなる 3.6〜3.81GB
プリンタサポート 「このMacで使用しているプリンタ」「近くにあるプリンタ、および一般的なプリンタ」「使用可能なすべてのプリンタ」の3つのオプションから選択可能 0〜847MB
追加フォント 中国語(簡体文字、繁体文字)、アラビア文字、タイ文字などの言語用フォント 47.3MB
言語環境 Mac OS Xがサポートする英語以外の全言語リソース。日本語だけインストールする場合は16.2MBで済む 16.2〜258MB
X11 Unixなどが利用するX11ウィンドウシステム 64.4MB
Rosetta PowerPCバイナリーのソフトをIntel CPU上で実行するためのエミュレーション環境。オプションで選べる 1.9MB
QuickTime 7 マルチメディア再生プラットフォーム。Snow Leopardが新たに採用した「QuickTime X」がサポートしていないQuickTime 7用のプラグインなどを使いたいときにチェックする。新規インストール時はオプション、アップグレード時はデフォルトでオンになっている 10.4MB

何が不要?

 インストールの標準状態では、「プリンタサポート」「追加フォント」「言語環境」「X11」にチェックが入っているが、ほとんどの人はこれらをすべてオフにしても問題ないだろう。

 プリンタドライバーは手持ちのモデルのみをインストールすればいいし、フォントや言語は日本語以外は不要という人も多い。X11はUnixなどで使われるウィンドウシステムだが、一般ユーザーは使わない。

 逆にPowerPCバイナリのソフトを持っている人は「Rosetta」を、DV形式での書き出しなどQuickTime Xがサポートしないビデオ/音声フォーマットを扱いたいときは「QuickTime 7」をチェックしておこう。


6.インストールを開始する

インストール先とオプションを指定したら「インストール」ボタンをクリック。管理者IDとパスワードを入力すると起動中のソフトがすべて終了して、インストールが始まる

7.データのコピーを待つ

従来とは異なり、Snow Leopardは最初にインストール先のディスクに最小限のシステムとインストール用データをコピーする。そしてインストール先から再起動して残りの作業を実施するという2段階方式だ。このため、データのコピーが終わってしまえば、停電などでインストールが中断しても、2段階目から再開できる
再起動後、コピーしたデータを展開する。この間は基本的に待つだけだ

8.再起動

データの展開が終わったら自動的に再起動が行われる。「再起動」ボタンを押してすぐに再起動してもいい

この特集の記事

ASCII.jp RSS2.0 配信中