ポイント1
入力の手間が掛からない
パッケージに書かれているバーコードの数字(JANコード)を探す。箱の裏面や底面に表示されていることが多い。このJANコードをもとに、ネット書店「アマゾン」のサイトをファイルメーカーが検索。製品名、メーカーなどの情報が自動で入力される(アマゾンの仕様が変わると、JANコードによる自動入力の機能が使えなくなる可能性があります)。
ポイント2
貸出記録が一目瞭然
備品の使用者の履歴が自動的に記録される。備品の貸出頻度を調べて、買い替えや買い足しするときの参考にもできる。
社員管理画面にあらかじめ社員名や部署名を登録しておく。すると、上の備品管理画面でリストから選ぶだけで入力できるようになる。
ポイント3
備品を探しやすい
付属品をメモ欄に書いておくことで紛失を防ぐこともできる。ここに入力した内容が下の一覧画面にも表示される。
一覧画面では、備品の管理者や使用者が見渡せる。カテゴリや名称で並べができるほか、「検索」欄でフリーワード検索もできる。
「ちょい得」ツールはファイルメーカーで制作しています
ダウンロードはこちらから
bihin_db.zip
●「ちょい得」ツールは無料で使えます
練習用ファイル「bihin_db.zip」は「FileMaker Pro 10」がインストールされているパソコンで開けます。上記リンクからダウンロードしたあと解凍してください。そこに含まれる「P122bihin_db.fp7」をダブルクリックすると、ファイルメーカーが立ち上がり、操作ができるようになります。このファイルはデータ入力ができるだけでなく、ファイルメーカーの画面右上にある[レイアウトの編集]ボタンからレイアウトの変更ができるようになっています。
●無料で使える評価版もあります
ファイルメーカーのWebサイトから「FileMaker Pro 10」と同じ機能を30日間試せる「評価版」をダウンロードして使うことができます。今回のツールが使える他レイアウト変更などができますが、評価版で入力したデータは、30日経過後は製品版の「FileMaker Pro 10」を使わないと開けません。
■今回の住所録を最大限活用するなら(Amazon.co.jp)
本記事は「アスキードットPC 2009年8月号」の記事を元に、編集・再構成したものです。
この連載の記事
-
第3回
ビジネス
顧客を分類しておき、メールが送れる住所録 -
第2回
ビジネス
住所から地図を表示 携帯にも送信できる住所録 -
第1回
ビジネス
Excelから一発変換 履歴も残せる多機能住所録 - この連載の一覧へ