キヤノンが、A4カラーレーザープリンタ最上位機「Satera LBP7700C」(以下LBP7700C)を発表した。価格は17万8000円。発売は7月下旬。
LBP7700Cは、4連タンデムエンジンを採用し、印刷スピードはカラー/モノクロともに毎分30枚。自動両面の場合は毎分27ページとなっている。
本機の特徴は、操作部に「ワイドLCDパネル」を採用している点。これは、最大5行の文字列とグラフィックを扱えるため、ユーザーが操作方法をアニメーションで把握することができるようになっている。プリントアウトがうまくいかない際のイライラが解消されるだろう。
使い勝手の面ではほかに、トナーと感光ドラムを一体にしたカートリッジを採用した点、給紙カセットやカバーを軽く押すだけで簡単に閉じられる「クローズアシスト機構」の採用、カートリッジをそのまま本体に挿入すれば、トナーシールを自動的に巻き取る機構などを搭載している。
インターフェイスとしては、標準で100BASE-TX/10BASE-Tを標準採用しているほか、オプションの無線LANカード「NB-W2」(4万8000円)を装着することで、無線LANにも対応する。
このほか、プリンタにICカードセキュリティやネットワーク管理などさまざまな機能を付け足せるキヤノンのプリンタ機能拡張システム「MEAP-Lite」も、オプションカード「NB-J2」(3万5000円)を装着すれば利用可能となる。
オプション類はほかに、「500枚ペーパーフィーダー PF-723」(4万円)、「内蔵ハードディスク HD-14」(6万8000円)などが用意されている。