ISO感度の違いによる画像比較
ノイズが気にならずに常用できる感度はISO 400まで。ISO 800からノイズが目立ち始めるが、ノイズは偽色が少なくある程度割り切って使う分には問題ないレベル。ただし、ISO 1600やISO 3200になるとノイズの中に偽色がかなり混ざってしまう。低感度時の画質が高いだけに高感度時の画質低下は残念だ。
やっぱり可変モニターがいい
α330とα230の選択ポイントは「ライブビュー機能と可変液晶モニター」に価格差(1万5000円)分の価値を見いだせるかだろう。ライブビュー機能は小さい光学ファインダーを覗かないでも済むという点ではいいが、やはり光学ファインダーを拡大してるだけなので写る絵とは若干の差が出てしまう。
それよりも筆者的には可変液晶モニターのほうが有用で、アングルの自由さは撮る時に結構差が出る機能だ。左右側に動かないのは残念だが、縦位置に構えて左右方向に液晶を動かして後でトリミングするなど、使い方次第では横からでも撮影は可能だ。
可変液晶モニターの自由さは他の機能ではカバーできないので、できるならα330を選んだほうが後々の後悔は少ないだろう。