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Windows Home Serverでネットブックをもっと便利に使う

2009年06月30日 09時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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活用1
旅行先で撮った写真・動画をサーバーに保存する

HDD容量が気にならない
家族にも見てもらえる!!

 デジカメの画質も向上し、動画撮影も一般的になったが、撮影データを出先でネットブックに移していると、どうしてもHDD容量を圧迫することになる。

 こういうときこそウィンドウズホームサーバーの出番だ。リモートアクセスで接続して、データをアップロードしてしまえば、ネットブックのHDDの残り容量を気にする必要はなくなる。もちろん、あとで必要になったら、ホームサーバーからダウンロードすることもできる。バックアップとして念のためアップロードというのもアリだ。

 また、ホームサーバーにアップロードしておけば、ほかのユーザーも写真や動画を閲覧することができる。長期の旅行などなら、旅行の様子を家族に伝えるのにも役立つだろう。

ブラウザーから、右ページで設定したURLに接続。「Aspire easyStore Home Server」を選ぶ

右上の「ログオン」をクリック。登録してあるユーザー名とパスワードを入力する

リモートアクセスのホーム画面が開く。「共有フォルダ」を選ぶ

アップロードするフォルダーを開き、アップロードボタンをクリック

「参照」でファイルを選びアップロード。サイズは1ファイル2GBまで扱える

アップロードしておけば、家族にもいち早く旅行中の様子を見てもらえる


ファイルの簡単アップロード

「ファイルの簡単アップロード」を有効にすれば、ファイルをドラッグ&ドロップしてアップロードできるようになる



活用2
外出先からリモートデスクトップで家のPCを操作する

家でやりかけの作業も
外で続けられる!!

 出先のPC上で家のPCを操作できるリモートデスクトップ。便利なのだが、IPアドレスの指定など、面倒な部分も多かった。だが、ホームサーバーを使えば、そんな手間は必要なくなるのだ。家でやりかけの作業をネットブックで続けるといった使い方も気軽にできるだろう。

 ただし家のPC(接続される側)のOSがXP Professional、Vista Business、Vista Ultimateに限られる点は注意(ネットブックのOSのエディションは問わない)しよう。

接続したいPCでリモートデスクトップ接続を許可する。Home Serverコネクタもインストールしておく

ブラウザーで接続。ホーム画面で「コンピュータ」を選ぶ

表示されるリストから、リモートデスクトップ接続するPCを選ぶ

プルダウンメニューから、リモートデスクトップの画面サイズを選択

家のPCに接続完了。ユーザー名、パスワードを入れてログオンしよう


アドインで外から家のPCを起動する

 アドインの「AutoExit 2008 R2」をインストールすれば、Wake On LANでPCの電源オンやスリープからの復帰が行なえる。Wake On LANは、OSやBIOSの設定も必要となるので上級者向けとも言えるが、便利度アップは確かだ。

リモートアクセスで「ホームサーバーに接続」を選び、コンソール画面を表示させる。「ASoft AutoExit」を選んで、起動したいPCを右クリックし、「Wake On Lan」を実行すればOK。「Shut Down」等はクライアント側にもインストールが必要となる点には注意



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