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Windows Home Serverでネットブックをもっと便利に使う

2009年06月30日 09時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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 今回紹介する「Aspire easyStore H340」(以下、H340)は日本エイサーのWindows Home Server(WHS)マシンだ。1TBモデルの「H340-S3」(実売価格5万9800円前後)と3TBモデルの「H340-S4」(実売価格7万9800円前後)が用意されている。H340を例に、WHSとネットブックを連携させた活用例を紹介していこう。

Windows Home Serverでできること

 なじみのない人にとっては、WHSで何ができるのかがわかりにくいかもしれない。主な特徴をまとめると以下の通りになる。

1 GUI画面で簡単に操作できる

 サーバーと聞くと操作が難しく思えるが、WHSはGUI画面で簡単に操作できるので特に心配はいらない。

Windows Home Serverの操作は、このコンソール画面でできるので簡単

2 ビデオ、音楽、写真などを家庭内で共有できる

 共有フォルダーのデータをLAN内のユーザーで共有できる。

3 ネットワーク上のPCを自動でバックアップ

 LANにつないだPCをまるごと自動でバックアップでき、万一の時も安心。

4 リモートアクセスで外出先からも操作できる

 外からでもウェブブラウザーを使ってWHSにアクセスできる。ファイルの追加・編集も当然可能だ。→ネットブックが活躍!!


まずはリモートアクセスの準備

 ネットブックでWHSを使うためにはリモートアクセスの設定が必要となる。以下の手順に従って設定を行なおう。機材等によってはルーターの手動設定が必要となる。外から接続を試してもうまくいかない場合はポートの設定を確認してみよう。

1.WHSの設定画面を開く

コンソールを起動し、右上の「設定」をクリック

2.リモートアクセスを有効にする

左メニューから「リモートアクセス」に入り、リモートアクセスを有効にする

自動でルーターの構成が行なわれる。正しく構成されれば上の画面が表示される。「次へ」をクリックし、ドメイン名のセットアップへ進む

エラーが出た場合は、次の画面で表示される推奨事項を参照する。手動でポート設定する場合は、ルーターの「ポートマッピング設定」などの設定項目で、ポート番号80、443、4125をホームサーバーのIPアドレスに設定する

3.ドメイン名のセットアップ

ウィザードに従い、「ドメイン名」のセットアップを行なう。まずはWindows Live IDのメールアドレスとパスワードを入力する

「ドメイン名」に好きな文字列を入力し、「確認」で利用可能かをチェックしたら「完了」

4.ユーザーの設定

「ユーザーアカウント」で、ユーザーのリモートアクセスを有効にしておく

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