電子ペーパーの普及は韓国が先!? 国内でも富士通フロンテック(関連記事1)やブラザー(関連記事2)が相次いで電子ペーパー端末を発表しているが、いずれも個人で購入するには高価なもの。
韓国のネオルクス社が5月11日に発売予定(同国内向け)の「ヌート2」は、モノクロ8階調表示ながら、29万9000ウォン(約2万3000円)という低価格が特徴。本体サイズは幅136.6×奥行き178×厚さ19mmで、重さ約290g。ディスプレーサイズは6インチ。
毎日新聞は同端末向けに、5月15日からニュース記事(日本語コンテンツ)を配信すると発表している。価格は現時点で未定だが、月額3000~7000ウォン(約230円~約540円)程度になる見込みとしている。毎日新聞のほか、朝鮮日報/国民日報/毎日経済/ソウルデイリーの各韓国内新聞が配信される予定。
毎日新聞は、韓国在住の日本人や日本語を学習する学生向けに、政治・経済・国際・スポーツ・社会・訃報人事の6ジャンルの記事を、朝夕2回更新で配信する。さらに反響によってはコンテンツの拡充も検討するという。