iPhoneのビジネス活用、法人採用に弾みがつくか?
携帯電話端末販売のピーアップが、キヤノン傘下のソリューションベンダー イーシステムが開発した名刺管理システム「アルテマブルー」を使った法人向けソリューションの展開を決定した。
アルマテルブルーは、専用スキャナで名刺をスキャンすると、原則翌営業日までに名刺情報をデジタル化してPCや携帯電話を通じて名刺管理や営業、マーケティング支援機能を提供するSaaS型サービスで、iPhoneに対応している。
ユーザーは、iPhoneによって常に名刺データを持ち歩けるほか、ワンクリックで名刺上の人物に電話やメールを送れたり、地図や経路検索結果も表示できる。さらに日報や名刺の人物に関するメモをiPhoneから入力して管理することも可能だ。
ピーアップでは、iPhoneの法人への普及が着実に進んでいるとし、今後はiPhoneとアルマテルブルーのセット販売で包括的ソリューションを展開するとのことだ。
法人向け展開はiPhoneの大きな課題だが、今回の発表は、これにひとつの解を与えたものと言えよう。