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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” ― 第92回

猫がわらわら出てくる古い商店街

2009年03月12日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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目が合ったら、狭い路地からこっちへとことこと歩いてきたひとなつこい猫
目が合ったら、狭い路地からこっちへとことこと歩いてきたひとなつこい猫。(2009年3月撮影 ニコン「D90」)

 自転車で裏道を走っていると、ときどき古い商店街に出くわす。今は幹線道路からはずれたり駅が近くになかったりしてさびれかけてるんだけれども、昔は地元の人で賑わっていたんだろうなあと思わせる商店街。肉屋、八百屋、パン屋、クリーニング屋と、生活に密着した小さな商店が並び、ところどころに飲み屋やラーメン屋が入ってたりして、そんな商店街。

 で、たまたま猫と共存してる商店街に出会ったのだ。とにかく、わらわらと出てくる。

 狭い路地裏からやってきて、商店街をうろうろし、通りすがりの人に餌をもらったりしつつ、肉屋の前を素通りし、開店前の居酒屋入り口で一休み。

肉屋の前をのんびりと(2009年3月撮影 富士フイルム「FinePix F200EXR」)
肉屋の前をのんびりと(2009年3月撮影 富士フイルム「FinePix F200EXR」)
居酒屋前のマットで一休みしつつ行き交う人を観察中。確かに座り心地はよさそう
居酒屋前のマットで一休みしつつ、行き交う人を観察中。確かに座り心地はよさそう(2009年3月撮影 富士フイルム「FinePix F200EXR」)

 肉屋の方も、猫がうろうろしても嫌がるでもなくにこやかにスルー。店頭から食べ物を盗んでやろうというすさんだ猫もいないのだ。

 近所の人が通りかかっては「おまえも大きくなったなあ」と声をかけたり、わたしが猫写真を撮ってると「いつもはもっといるんですよ」と声をかけてくれたり。

 わたしが到着したときは2匹くらいしか見えなかったが、餌でももらえると思ったのか多いときには5~6匹が登場。商店街を好き勝手にお散歩してた。

 どこかのおうちが飼っているのか、商店街が世話をしている地域猫なのか分からないけれども、この商店街に受け入れられているのは確かだ。人々の様子や、猫の人なつっこさで分かる。

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