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ソニー、VAIO春モデルを発表――CESで話題の丸いデスクトップ機も発売に

2007年01月16日 12時01分更新

文● 編集部 橋本 優

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今回の新機種投入に伴い、VAIOオリジナルアプリケーションも新しくなっている。

『VAIO Emotional Player』
TP1にプレインストールされる、リモコン操作が可能な動画再生ソフト『Emotional Player』

まず、従来のテレビ録画アプリケーション『Do VAIO』がなくなり、テレビの録画はWindows VistaのMedia Centerの機能を使うこととなった。ただし再生に関しては、VAIOオリジナルの『VAIO Emotional Player』を新たに用意。映像や音声を解析し、内容(歓声など)が盛り上がっている部分のみをダイジェスト再生する機能や、テレビのテロップを検出し、インデックス表示する機能、CMを抽出して一覧表示し、さらにそのCMの情報やウェブサイトへのリンクなどを表示する機能など、オリジナルの機能を搭載する。上記はマウス操作用のソフトだが、リモコンで操作することを前提とした『Emotional Player』も用意。基本機能はVAIO Emotional Playerと同じで、TP1などにプレインストールされている。

録画した番組を管理/検索するソフトとして『VAIO Video Explorer』も新たに用意している。検索窓に出演者名などを入力することで、それに関連するビデオが検索できると同時に、ウェブなどの関連動画コンテンツも検索し、一緒に結果を表示する。

取り込みソフトウェア『VAIO Content Importer』と出力ソフトウェア『VAIO Content Exporter』も新しいソフトだ。前者はサイバーショット(デジカメ)やハンディカム(ビデオカメラ)の動画や静止画、DVDコンテンツやアナログビデオ入力のキャプチャーなど、画像や映像入力に関する処理を行なうもの。取り込んだデータはサムネール表示で管理できる。VAIO Content ExporterはDVDやBlu-ray Diskといった光ディスクやメモリースティックなどの外部ストレージデバイスにデータを書き出す処理を行なう。

LAN経由でVAIOのHDDに保存されている動画や静止画を、ほかのVAIOもしくはDLNAクライアント機器で再生できるようにするソフトウェア『VAIO Media』もバーションアップ(Ver.6.0)した。これにより、ダイジェスト再生やテロップ再生、CM再生などEmotional Playerに搭載されている機能をDLNA機器から利用できるようになる。さらにLAN内のDLNA対応機器に保存されているコンテンツをまとめてリスト化する機能などが盛り込まれている。

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