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ソニー、VAIO春モデルを発表――CESで話題の丸いデスクトップ機も発売に

2007年01月16日 12時01分更新

文● 編集部 橋本 優

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type R master

“type R master”
“type R master”

パソコン本体とデバイスベイやインターフェースを切り離した“ツインユニット”構成のハイスペックデスクトップ機“type R master”。このプロフェッショナル向け仕様としてCTO形式で販売される『VGC-RM900PS』が登場した。グラフィックス機能として業務用ワークステーションなどで採用されている『NVIDIA Quadro FX 1500』の選択が可能で、さらに付属アプリケーションはビデオ編集ソフト『Adobe Premiere Pro 2.0 日本語』など、ビデオ編集に関係のあるもののみ。OSもリリース間もないWindows Vistaではなく、あえて安定性のあるWindows XP Prefessionalを採用する。発売日は2月24日で実売想定価格は20万7000円から。

店頭販売モデルでは2機種が登場。CPUにCore 2 Duo E6600-2.40GHzを搭載する上位機種の『VGC-RM71DL4』では搭載メモリーが1GBから2GBに増強されている。またCPUにCore 2 Duo E6300-1.86GHzを搭載する下位機種の『VGC-RM51DL9/RM51D』では、HDDが上位機種と同じ500GBとなり、地上/BS/110度CSデジタルチューナーを搭載する。ただし光ドライブはDVDスーパーマルチドライブとなる(VGC-RM71DL4はBlu-ray Discドライブ)。

主な仕様は以下のとおり。発売日は2月10日。

VGC-RM71DL4
CPU:Core 2 Duo E6600-2.40GHz|メモリー:2GB(1GB×2)|グラフィックス:GeForce 7600 GT|HDD:500GB|光学ドライブ:Blu-ray Discドライブ|ディスプレー:24インチワイド(1920×1200ドット)|TV機能:地上/BS/110度CSデジタルチューナー内蔵|OS:Windows Vista Home Premium
予想実売価格:57万円前後
VGC-RM51DL9
CPU:Core 2 Duo E6300-1.86GHz|メモリー:1GB(512MB×2)|グラフィックス:GeForce 7600 GS|HDD:500GB|光学ドライブ:DVD±R DL対応DVDスーパーマルチドライブ|ディスプレー:19インチ(1280×1024ドット)|TV機能:地上/BS/110度CSデジタルチューナー内蔵|OS:Windows Vista Home Premium
予想実売価格:33万円前後

type L

“type L”19インチモデル
“type L”19インチモデル

液晶ディスプレー一体型の“type L”の店頭モデルは、19インチワイドディスプレー搭載モデルが3機種、15.4インチワイドディスプレー搭載モデルが4機種登場している。19インチモデルはメモリーが全機種1GBになるなど基本スペックが向上しているほか、店頭モデルでは初となるBlu-ray Discドライブ搭載モデル『VGC-LA82DB』が登場している(VAIO OWNER MADEモデルでは前回から選択が可能となっていた)。

VGC-LA82DBの主な仕様は以下のとおり。発売日は決まっておらず「近日発売」となっている。

VGC-LA82DB
CPU:Core 2 Duo T7400-2.16GHz|メモリー:1GB(512MB×2)|グラフィックス:GeForce Go 7600|HDD:300GB|光学ドライブ:Blu-ray Discドライブ|ディスプレー:19インチワイド(1680×1050ドット)|TV機能:地上デジタルチューナー内蔵|無線LAN:IEEE 802.11b/g|OS:Windows Vista Home Premium
予想実売価格:40万円前後

“type L”15.4インチモデル
“type L”15.4インチモデル。シルバー(左上)、ロゼ(右上)、エバーホワイト(左下)、リーフ(VAIO OWNER MADEモデルのみ)

一方、15.4インチワイドの店頭モデルは、従来のシルバー、ロゼに加え、エバーホワイトのカラーリングモデル『VGC-LB62B/W』が加わった。これにより3色展開となる。OSはWindows Vista Home Premium。またシルバーのカラーリングモデルでは、メモリーが512MB、Windows Vista Home Basic搭載の低価格モデル『VGC-LB52HB』も用意される。

VGC-LB62B(全カラーともスペックは共通)とVGC-LB52HBの主な仕様は以下のとおり。発売日は決まっておらず「近日発売」となっている。

VGC-LB62B
CPU:Celeron M 430-1.73GHz|メモリー:1GB(512MB×2)|グラフィックス:インテル945GML Expressチップセット内蔵|HDD:100GB|光学ドライブ:DVD±R DL対応DVDスーパーマルチドライブ|ディスプレー:15.4インチワイド(1280×800ドット)|TV機能:なし|無線LAN:IEEE 802.11b/g|OS:Windows Vista Home Premium
予想実売価格:18万円前後
VGC-LB52HB
CPU:Celeron M 430-1.73GHz|メモリー:512MB(512MB×1)|グラフィックス:インテル945GML Expressチップセット内蔵|HDD:100GB|光学ドライブ:DVD±R DL対応DVDスーパーマルチドライブ|ディスプレー:15.4インチワイド(1280×800ドット)|TV機能:なし|無線LAN:IEEE 802.11b/g|OS:Windows Vista Home Basic
予想実売価格:16万円前後

VAIO OWNER MADEモデルでは、HDDが19インチモデルで最大で750GBまで(従来は500GBまで)、15.4インチモデルで最大160GB(従来は120GB)まで選択できるようになったほか、両者ともにマイクロソフトの最新版Officeである『Office Professional 2007』『Office Personal 2007』の選択が可能となっている。さらに15.4インチモデルではOSにWindows Vista Home PremiumとWindows Vista Home Basicの選択が可能となった。

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