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【2007 CES Vol.7】これが最後のゲイツ氏講演!?――ビル・ゲイツ氏が“Connected Experiences”を語ったCES基調講演

2007年01月08日 19時58分更新

文● 編集部 小西利明

40周年目のCESで自身10回目となる基調講演を行なうビル・ゲイツ氏。CESの顔としてのゲイツ氏は、これで見納めか?
40周年目のCESで自身10回目となる基調講演を行なうビル・ゲイツ氏。CESの顔としてのゲイツ氏は、これで見納めか?

米国ネバダ州ラスベガスで8日から開催される“2007 International CES”の開幕を告げる、マイクロソフト社CSA(Chief Software Architect)のビル・ゲイツ氏による基調講演が行なわれた。今年で10回目となるCESでのゲイツ氏の基調講演は、2006年6月に行なわれた“2008年7月に経営から退く”との表明もあり、「これがゲイツ氏によるCES基調講演の最後になるのでは」との見方から、非常に多くの来場者が詰めかけ、ゲイツ氏やマイクロソフト幹部による“デジタルライフ”の現状とこれからについて、耳を傾けた。

講演の冒頭では、CESを主催する米国家電協会(CEA:Consumer Electronics Association)プレジデント兼CEOのゲイリー・シャピロ(Gary Shapiro)氏が、CESに対するゲイツ氏の貢献を讃える短いスピーチを述べた。続いて、過去に行なわれたゲイツ氏の基調講演で披露された、ゲイツ氏や現マイクロソフトCEOのスティーブ・バルマー(Steve Ballmer)氏らが出演するコミカルなショートビデオの爆笑シーンを集めたビデオが上映され、会場がひとしきり盛り上がったところでゲイツ氏の登場となった。

過去の講演で上映された“ビル・ゲイツ主演”の爆笑ビデオを集めた映像が流された。ぜひこれを単独で配信していただきたいものだ。日本での講演では絶対に見られないゲイツ氏の姿がある
過去の講演で上映された“ビル・ゲイツ主演”の爆笑ビデオを集めた映像が流された。ぜひこれを単独で配信していただきたいものだ。日本での講演では絶対に見られないゲイツ氏の姿がある

講演のテーマは“Connected Experiences”。日本語では「つながることで得られる体験」とでも訳せるだろうか。ようやく30日に販売開始されるWindows Vistaを中心に、Vita搭載パソコンとつながるXbox 360やミュージックプレーヤー“ZUNE”といったデバイス。あるいはパソコンやこれらデバイス向けに提供されるオンラインコンテンツやサービスなどを通じて体験できるデジタルライフについての説明とデモの数々が、講演で披露された。

ゲイツ氏はまず近年のコンピューターハードウェアやデジタルカメラなど関連周辺機器の進化、あるひあブロードバンドネットワークの急拡大といった変化によって、一般消費者が扱うデータの量や質も大きく変わったことを語った。しかしそれらが独立して存在するだけでなくつながっていくことで、より大きな体験がもたらされるとした。

中核となるVistaについては、特にマイクロソフトが手がけるオンラインサービス“Windows Live”については、電子メールやファイル共有、オンラインでのスケジュール管理など、「Windowsから多くのサービスにつながる」として、さらにサービスとのつながりを拡充していくと述べた。

Xbox 360コントローラーを手にデモを行なうジャスティン・ハッチンソン氏 3Dグラフィックを活用した立体地図サービス“Virtual Earth 3D”で、ラスベガスの町中を飛ぶ。世界に2つとないラスベガスの奇抜な街並みも見事に再現
Xbox 360コントローラーを手にデモを行なうジャスティン・ハッチンソン氏3Dグラフィックを活用した立体地図サービス“Virtual Earth 3D”で、ラスベガスの町中を飛ぶ。世界に2つとないラスベガスの奇抜な街並みも見事に再現

ゲイツ氏の後を受けて、同社グループプロダクトマネージャーのジャスティン・ハッチンソン(Justin Hutchinson)氏により、VistaやOffice 2007、Windows Liveの新機能/サービスが披露された。新機能と言っても過去に何度も披露されたものが大半で、仔細は割愛する。目を引いたものとしては、USB接続タイプのXbox 360コントローラーをパソコンに接続し、Windows Liveの立体地図サービス“Virtual Earth 3D”でラスベガスの町中を飛び回るというデモがあった。衛星写真と3Dオブジェクトで再現されたラスベガスの町中を飛び回ると、会場から歓声があがった。3D地図にリアルタイムの交通情報を重ね合わせるといったことも検討されているようだ。

再び登壇したゲイツ氏は、Vistaのエコシステムを構築するうえで、パートナーとなるパソコンメーカーやデバイスメーカーとの協力の重要性について触れた。特にVistaでは従来のWindowsにない新機能(64bit OS、サイドバー、Windows Aeroなど)が用意されており、パートナーのための基盤を提供しているとゲイツ氏は述べた。またパソコンメーカー各社による、独創的なVista対応パソコンもいくつか紹介された。残念ながら実物は披露されず、紹介とデモ映像だけであったが、どれも日本未発表の製品ばかりで注目を集めた。特に第2のミニディスプレー“Sideshow”機能を搭載した(株)東芝の“Portege R400”、薄く切った円柱のようなソニー(株)のメディアセンターパソコン“VAIO VGX-TP1”などが目を引いた。

各社が発表すると見られる奇抜なVista搭載パソコン。8日からの展示会で、実物を見られるだろう
各社が発表すると見られる奇抜なVista搭載パソコン。8日からの展示会で、実物を見られるだろう

さらにゲイツ氏は米ヒューレット・パッカード社(以下HP)との共同開発を行なっているプロジェクトとして、“Windows Home Server”を紹介した。具体的な機能や仕様、あるいは外見等については言及されなかったが、LANで接続された家庭内のパソコンやXbox 360にコンテンツを配信するホームサーバーで、HPの“Media Smart Server”に、マイクロソフトが提供する“Windows Home Serverソフトウェア”を組み合わせて実現するもののようだ。HDDやデータのファイル名を意識せずにデータを管理でき、データ保護のための自動バックアップなども行なえるようだ。HDD容量はテラバイト級となり、今年後半には製品が登場するという。

今回の目玉? HPと共同開発中の“Windows Home Server”。マイクロソフトはソフトウェアを提供するようだ
今回の目玉? HPと共同開発中の“Windows Home Server”。マイクロソフトはソフトウェアを提供するようだ

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