Core 2 Duoが登場してからというもの、インテルとAMDは何度となく店頭デモを行なっている。しかし客観性を重視したため、どちらもベンチマークを主としたデモとなっているのが現状だ。そんなベンチマーク至上主義に対するアンチテーゼとしてTWOTOP秋葉原本店では面白いデモを開始した。両社の最上位CPUを搭載した同じような構成のPCを用意してゲームをインストールし、実際にプレイして体感してもらおうというものだ。
インテルとAMDの最上位CPUを搭載した同じような構成のPCを用意してゲームをインストールし、実際にプレイして体感してもらおうというデモ。ベンチマークの客観性よりも主観を重視したデモだ |
AMD側の構成はAthlon64 FX-62をMSI製の「K9A Platinum」に、一方のインテル側の構成はCore 2 Extreme X6800をASUSTeK製の「P5W DH」に搭載するというもの。そのほか共通の構成として、メモリはDDR800メモリを1GB×2、ビデオカードはRADEON X1950XTX、同じモデルのHDDを搭載し、ドライバも同一のものを使用するという。プレイできるゲームは人気のカーレースゲーム「ニード・フォー・スピード アンダーグラウンド2」。ショップの店員によると「厳密には同じ環境とは言えないが、最上位のCPUでも微妙な差は体感できる。グラフィックの描写などに、若干の差があります」とのこと。ベンチマークでは差が出てくるが、実際にプレイする際にはどれほどの差があるのか以前から不思議に思っていたという人は、一度体験してみるのもいいかもしれない。
厳密に言えば同じ環境とは言えないが、パーツなど共通化できるものは極力同じにしたというデモ機。人気のカーレースゲーム「ニード・フォー・スピード アンダーグラウンド2」をプレイできる |