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地デジ対応ノートも登場――日立、地デジ視聴機能を拡充したPrius秋冬モデルを発表

2006年09月06日 12時57分更新

文● 編集部 小西利明

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USB接続の外付け地上デジタル放送チューナーユニットが付属する“Prius Note type K”『PN39K1S』
USB接続の外付け地上デジタル放送チューナーユニットが付属する“Prius Note type K”『PN39K1S』

ノートパソコンの“Prius Note”シリーズは3機種の新製品が登場したが、そのうち2製品『PN39K1S』と『PN37K1S』は、地上デジタル放送チューナーユニット(およびリモコン)が付属したモデルとなっている。

外付けの薄型地上デジタル放送チューナーユニットは、パソコン側とUSB 2.0で接続する。ユニット側にチューナーとデコードLSI、B-CASカードスロット、TVとの接続用出力端子(映像出力はD3出力)などを備えている。ハイビジョン品質での視聴には、D3出力経由で対応TVを接続する必要がある。パソコン側で視聴する際には、映像をSD品質のMPEG-2に自動で変換して出力する。録画もパソコン側で行なう。そのため地上デジタルハイビジョン放送を、ハイビジョン品質のままパソコン上で視聴・録画することはできない。録画時のビットレートは4段階(2.3~9.8Mbps)で選択可能。パソコン側に録画した番組は、DVD-RAMに書き込み(ムーブ)することも可能だ。

パソコンとしての仕様は、最上位モデルのPN39K1Sが、CPUにCore 2 Duo T5500-1.66GHzと1GBのメモリーを搭載するなど、ハイスペックとなっている。チップセットはIntel 945GM Express、内蔵HDDは120GB。液晶ディスプレーは15.4インチワイドサイズ(1280×800ドット)で、輝度500cd/m2と高輝度な“スーパーラスタービューEX2液晶”パネルを採用している。

本体のみのローエンドモデル『PN33K1S』
本体のみのローエンドモデル『PN33K1S』

中位機種のPN37K1Sと下位機種の『PN33K1S』は、CPUにCeleron M 420-1.60GHz、メモリー512MBを搭載する以外は、PN39K1Sと同等の仕様となっている。

カードスロット類としては、PCカード(TypeII)×1と、SDメモリー/MMC/メモリースティック/xDピクチャーカードに対応するメモリーカード用スロットを備える。サイズや重量は共通で、幅365×奥行き265×35.3mm、重量2.85kgである。バッテリー駆動時間はPN39K1Sの場合で約2.9時間(JEITA測定法1.0)。

発売時期はPN39K1Sが10月26日、PN37K1Sが9月23日、PN33K1Sは9月16日の予定。

PN39K1S
Core 2 Duo T5500-1.66GHz/メモリー 1GB/Intel 945GM Expressチップセット内蔵グラフィックス機能/120GB HDD/DVDスーパーマルチドライブ/15.4インチワイド液晶ディスプレー 1280×800ドット/地上デジタル放送チューナーユニット付属/Windows XP Home Edition SP2
予想実売価格 26万円前後
PN37K1S
Celeron M 420-1.60GHz/メモリー 512MB/それ以外はPN39K1Sと同等
予想実売価格 21万円前後
PN33K1S
地上デジタル放送チューナーユニットは付属しない/それ以外はPN37K1Sと同等
予想実売価格 17万円前後

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