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ニコン、1020万画素CCD搭載デジタル一眼レフ『ニコンD80』を発売

2006年08月09日 17時36分更新

文● 編集部

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(株)ニコンは9日、1020万画素CCDを搭載したデジタル一眼レフカメラ『ニコンD80』を9月1日に発売すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は12万円前後。

『ニコンD80』
『ニコンD80』

『ニコンD80』は、有効1020万(総107万5000)画素のCCD(ニコンDXフォーマット)を搭載したデジタル一眼レフカメラのミドルレンジモデル。新開発の画像処理エンジンを採用するほか、“マルチCAM 1000オートフォーカスセンサーモジュール”による11点測距AFシステムや、“420分割RGBセンサー”による独自の“3D-RGBマルチパターン測光II”を搭載しており、AFモードには“シングルエリアAFモード”、動く被写体向けの“ダイナミックAFモード”に加え、新たに画面内の主要な被写体を認識してピントを合わせる“オートエリアAFモード”が搭載された。記録解像度は滞在3872×2592画素で、記録形式はJPEG/Exif 2.21、RAWで、同時記録も可能。記録メディアはSDメモリーカードを利用する(SDHC規格対応)。

マウントは、ニコンFマウント(AFカップリング/AF接点付き)を採用。ファインダーにはガラスペンタプリズムを採用し、視野率は上下左右約95%(約0.94倍/アイポイント19.5mm)。モニター用液晶パネルは視野角が上下左右170度の2.5インチ低温ポリシリコンタイプ(約23万画素)を搭載している。

起動時間は約0.18秒、レリーズタイムラグは約80ms。連写は秒間3枚で最大100枚まで行なえる(画質モードNORNAL/画像サイズL/Panasonic PRO HIGH SPEED 1GB SDメモリーカードの場合)。RAWで最大6枚の高速連写も可能。電源はリチウムイオンバッテリー(EN-EL3e)を利用し、最大約2700枚の連続撮影が可能(1枚ずつの撮影では最大約600枚)。バッテリーの残容量(%表示)や、前回の充電からの撮影枚数、劣化度も確認できる。インターフェースはUSB 2.0(Hi-Speed)を搭載。本体サイズは幅132×奥行き77×高さ103mm、重量は約585g。

併せて、ズームレンズの新製品として、『AF-S DX ズームニッコール ED 18-135mm F3.5-5.6G(IF)』(レンズ単体では12月発売予定)と『AF-S VR ズームニッコール ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF)』の2本も発表した。価格はオープン。

レンズキットとして『D80 AF-S DX18-135G レンズキット』と、AF-S DX ズームニッコール ED 18-70mm F3.5-4.5G(IF)付きの『D80 AF-S DX18-70G レンズキット』を9月1日に発売する。価格はオープン。編集部による予想販売価格は、『D80 AF-S DX18-135G レンズキット』が16万円前後、『D80 AF-S DX18-70G レンズキット』が15万円前後。

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