ゲームユーザー注目!? AGEIA社の物理エンジンチップ“PhysX”を搭載したPCI対応の物理演算向上カードがBFGから明日発売予定!!
2006年05月16日 22時08分更新
ゲームユーザー注目のAGEIA社の物理エンジンチップ“PhysX”を搭載したPCI対応の物理演算向上カード「BFGRPHYSX128P」がBFGから明日発売予定だ。ビデオカードとセットで使用する3Dアクセラレータカード系の製品は、かつてのアキバを賑わした“Voodoo2”以来となる。
AGEIA社の物理エンジンチップ“PhysX”を搭載したPCI対応の物理演算向上カード「BFGRPHYSX128P」。、一見するとただのPCI対応ビデオカードのような形状で、青い基板に小型のクーラーを装備したヒートシンクを中央に搭載 |
これが搭載されている演算チップ |
ここで“PhysX”を簡単に説明すると、従来CPUやGPUで行っている3Dグラフィックの物理演算処理をそれに代わって行なうという物理エンジンチップ。今までにない物理演算に沿った細かな描写が可能となり、よりリアルで美しい映像のゲームが楽しめるというものだ。
今回BFGが発売予定の「BFGRPHYSX128P」は、一見するとただのPCI対応ビデオカードのような形状で、青い基板に小型のクーラーを装備したヒートシンクを中央に搭載。メモリはDDR3 128MB(128bit)というもの。編集部の取材によると、製品は並行輸入版と国内代理店版(ユーエーシー)があるようで、各ショップの予価に若干の開きがある。現在確認されている明日入荷予定のショップはTWOTOP秋葉原本店(予価3万9980円/少量)、アーク(予価4万5000円)、BLESS秋葉原店、T-ZONE.PC DIY SHOPなどとなっている。「4万円出すのならもう1枚“7900GT”買ってSLIを」と考えるユーザーも少なくなさそうで、“PhysX”は今後の価格設定と、対応ゲームのラインナップなどが焦点となりそうだ。一部コアなゲーマーをのぞき、すぐに購入というわけにはいかないだろうが、ショップのデモ(現在予定しているところはないのだが……)などを見たうえで判断してからでも遅くはないだろう。
国内代理店ユーエーシーによる仕様や対応ゲームの資料。今後の価格設定と、対応ゲームのラインナップなどが焦点となりそう |