以前紹介したPico BTXフォームファクタのマザーボードを搭載するAOpen製のスリム型ベアボーン「B2945」が登場した。12月半ばに発売するとアナウンスされていた製品であるが、遅れること3ヵ月、ようやくの登場である。
|
---|
Pico BTXフォームファクタのマザーボードを搭載するAOpen製のスリム型ベアボーン「B2945」 |
ショップによると「フロント部分に不具合があったため発売が伸びたと聞いている」とのこと。スペックはサンプル機が展示されていた際と変わりなく、チップセットに“i945G”+“ICH7”を採用。拡張スロットにPCI Express x16を1本装備しており、付属のライザーカードを使用してPCI Express x16、もしくはPCI Express x1対応カードを装着できる。メモリスロットはDDR2 DIMM×2(デュアルチャンネル2GBまで)のほか、オンボードインターフェイスとしてVGAやギガビットイーサネット(Mavell)、8chサウンド(Realtek/ALC880)、IEEE1394、Serial ATA IIのほかリアインターフェイスにはD4端子も装備する。サイズ98(W)×357(D)×326(H)mm。販売を開始したのは俺コンハウスで、価格は2万9800円となっている。
|
| |
---|
フロントアクセスユニット部分にはUSBやアナログ音声入出力といった端子のほかに、コンパクトフラッシュやSDメモリーカードなどに対応したリーダ/ライタが用意されている | | マザーボードはチップセットに“i945G”+“ICH7”を採用する同社製「i945Gp-IE」を採用 |
|
| |
---|
VGAやギガビットイーサネット(Mavell)、8chサウンド(Realtek/ALC880)、IEEE1394、Serial ATA II、D4端子も装備 | | 製品にはBTX用クーラーが付属する |
【関連記事】
【取材協力】