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ラシージャパン、手のひらサイズのUSB接続HDD“LaCie Skwarim USB 2.0”を4月に発売

2006年02月24日 18時05分更新

文● 編集部

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ラシージャパン(株)は24日、手のひらサイズのUSB接続HDD“LaCie Skwarim USB 2.0”を4月に発売すると発表した。ラインアップは、容量が60GBの『LaCie Skwarim 60GB USB2.0 (Blue)』と30GBの『LaCie Skwarim 30GB USB2.0 (Pink)』の2製品。価格は、60GBが2万9980円、30GBが1万9980円。ウェブサイトで先行販売も行なう予定。

60GB
『LaCie Skwarim 60GB USB2.0 (Blue)』
30GB
『LaCie Skwarim 30GB USB2.0 (Pink)』

“LaCie Skwarim(スクウェアイム) USB 2.0”は、幅85×奥行き85×高さ13mmの正方形の筐体に、エンボス加工の“モーフィンググリッド”をデザインした外付け型HDD。デザインはカリム・ラシッド(Karim Rashid)が担当した。毎分4200回転のドライブユニットを内蔵し、重量は99g。インターフェースはUSB 2.0(Hi-Speed)に対応しており、格納可能なUSBケーブルが付けられている。電源はUSBバスパワーを利用する。『LaCie Skwarim 60GB USB2.0 (Blue)』は、容量が60GBで、本体カラーが“エレクトリック ブルー”。『LaCie Skwarim 30GB USB2.0 (Pink)』は、容量が30GBで、本体カラーは鮮やかな“ピンク”となる。
対応OSはWindows XP/2000/Me/98 SE、Mac OS X、Mac OS 9.x以上。対応機種はPentium II-350MHz以上を搭載したPC/AT互換機、iMac、PowerPC G3以上を搭載したMacintosh。アプリケーションとして、簡易バックアップソフト『1-Click Backup Software』(Windows/Mac OS X用)や、バックアップソフト『SilverKeeper』(Mac OS 9/Mac OS X用)ほかが同梱される。

デザインしたカリム・ラシッド(Karim Rashid)氏はエジプト生まれでニューヨーク在住のデザイナーで、MoMAやサンフランシスコ近代美術館、モントリオール装飾芸術美術館などに作品が収録されている。ラシッド氏は、「今回 LaCie のためにデザインしたハードドライブは、正方形で触感に優れ、鮮やかな色をしたゴム製の神聖なボックスに巨大なデータを保存できるようにしたものです。エンボス加工したモーフィング グリッドは、私の哲学“Infostethiks”の延長です。この製品で、情報化時代を象徴、隠喩する新しいフォルムを捉えようとしました。装飾は常に、人が生きた時代を歴史的に伝え、礼儀、プロセスや、宗教的、文化的、精神的な意味を表現してきました。 今日の新しい精神主義は、デジタルエージ、つまり、地球規模での通信手段です。空間をさまよう情報と、私たちの周囲を絶え間なく流れるすべてのデータをキャッチできるようなメガネがあったら、無限にうねる波のような美しいモーフィング グリッドが見えるはずです。 私たちの世界は、永久に成長し広がりゆく、日常生活から切り離せないデータや情報の無限な流れとなりました。モーフィング グリッドはデータとエネルギーの隠喩で、他方がないともう一方も存在できません。この幻想をさらに膨らませたのが、このような完璧な小箱に格納できる豊富な情報です。テクノロジーを拒否することは、未来や新しいライフスタイルへの道を拒み、自分の能力と、金銭の価値を知識の価値で置き換えることによって得られる自己到達可能性を信じることを拒むことです。 ここに知識を豊富に保存できるのです」と語っているという。



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