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Pentium 4からTurion 64へ乗り換え可能!! 掟破りのライザーカードECS製「A4S」の販売がスタート!!

2005年11月12日 23時15分更新

文● 増田

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 本来はLGA775対応のマザーボードなのだが、Socket 939を備えたライザーカード「A9S」を装備することでAMD系CPUも使用できるというユニークな製品「PF88」。今度はその「PF88」用のSocket 754ライザーカード「A4S」が発売された。

A4S
「PF88」用のSocket 754ライザーカード「A4S」。Socket 754版のAthlon 64やSempron、さらにはTurion64も使用可能となる
パッケージ
パッケージでもTurion64への対応をうたっている

 入荷された「A4S」は、「A9S」同様裏面にヒートシンクを備えたNorth bridge“SiS756”を搭載したライザーカード。これを使用することでSocket 754版のAthlon 64やSempron、さらにはTurion64も使用可能となるというもので、サンプル版が9月に展示されたという経緯がある。
 注目は、やはりAMDのモバイル向けCPU“Turion 64”が搭載可能となるところだろう。MSI製Socket 754対応マザーを筆頭に、本日発売されたAOpen「vK8T800a-LF」など各メーカーが“Turion 64”への対応を始めているが、ライザーカードによって対応するというやり方はなんともECSらしい手法ともいえる。
 メモリはDDR DIMMスロット×2によりデュアルチャネルDDR400を2GBまでサポート。もちろんベースとなるマザーボード「PF88」の所有が前提となるが、これで同マザーはLGA775とSocket 939、Socket 754に対応することになる。さらに発売は未定だが、Pentium Mを使用できるライザーカード「I9S」も予定されており、まだまだ対応CPUの幅が広がるかもしれない。今日から販売しているのはフェイスで、価格は6470円となっている。

SiS756 2スロット
裏面にヒートシンクを備えたNorth bridge“SiS756”を搭載。South bridgeはマザー側の“SiS965”を共有するブラケット部は2スロット仕様となる
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【取材協力】

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