マーキュリー・インタラクティブ・ジャパン(株)は7日、石井幹(いしい みき)氏が1日付けで代表取締役社長に就任したと発表した。
マーキュリー・インタラクティブ・ジャパンの代表取締役社長に就任した石井幹氏(アドビ システムズ(株)の2005年上半期業績説明会で撮影) |
石井氏は、1985年に(株)サムシンググッド(現(株)アイフォー)に入社し、ページレイアウトソフト『PageMaker(ページメーカー)』を日本語化して国内市場に投入したことで知られる。1992年にアルダス(株)の取締役商品企画部長に就任、1994年にアルダスを米アドビ システムズ社が買収したことでアドビ システムズ(株)に移籍し、マーケティング ディレクターに就任。2002年からは同社の代表取締役社長を務めていた。
就任に当り、石井氏は「日本では、品質やサービスレベル管理(SLM)への関心が高く、マーキュリーは、ITのビジネス価値を最適化、最大化することを可能にする“BTO:Business Technology Optimization”(ビジネステクノロジーの最適化)ソフトウェアベンダーのリーダーとして位置づけられています。マーキュリーは、お客様のビジネスの成功を積極的に支援し、重要な市場である日本での更なる事業拡大に注力していきます」と述べており、米マーキュリー・インタラクティブ(Mercury Interactive)社のWorldwide Field Operations担当Senior VicePresident(上級副社長)のジェイ・ラーソン(Jay Larson)氏は「石井氏は、業績を達成する優れた能力があり、マーキュリーにとって重要なポジションである日本法人の代表に迎えることができたことを喜ばしく思います。今後われわれと力を合わせて、日本におけるマーキュリーの事業にリーダシップを発揮してくれるものと期待しています」とコメントしているという。