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三洋電機、設置の自由度が高いホームシアター向けプロジェクター『LP-Z4』を発表──コントラスト比7000:1で22dBの静粛性

2005年09月09日 20時25分更新

文● 編集部 小林久

三洋電機(株)は9日、家庭用ホームプロジェクター“Zシリーズ”の新製品『LP-Z4』を10月21日に発売すると発表した。価格は29万4000円。月産台数は5000台。

LP-Z4
LP-Z4

“Zシリーズ”は、ホームシアターなどへの利用を想定した液晶プロジェクターで、LP-Z4はエントリー向けの従来モデル『LP-Z3』の後継製品。

従来製品では“6畳間で100インチの大画面”がコンセプトだったが、LP-Z4では光学2倍のズームレンズと、投影位置を上下にそれぞれ1画面ぶん、左右に1/2画面ぶん移動できる“広範囲レンズシフト機能”を搭載した。これにより、6畳間より広いリビングでも大画面で映像が投影できる(6.1m離れた状態で100インチ)ほか、「家具が多いから置けない」「置いてあるものを移動しないといけない」といった不満も解消できるという。同社ではプロジェクターを設置できる範囲(レンズシフト面積×投影距離で算出)が従来比で約3.3倍になったとしている。

前面
前面

映像処理エンジン“TopazReal”(トパーズリアル)もグレードアップした。入力された映像信号を12ビットで処理する“12ビットデジタル演算処理IC”の採用で、従来製品(10ビット)より精度の高い演算処理が可能になったほか、投影光量を視聴環境や映像ソースに適した形で調整できる“ツインアイリス機構”、任意の色を色相・レベル・ガンマを軸に変換することで、使用環境やユーザーの好みに合わせた色の微調整が可能な“3Dカラーマネジメント機能”などの新機能を搭載した。

このうちツインアイリス機構は、従来からあるレンズ部分の絞り調整(レンズアイリス)に加え、ランプ手前の遮へい板を制御することで光量を調節する機構(ランプアイリス)を追加したもの。ランプアイリス機構では、画面ごとの輝度信号をヒストグラム解析し、シーンに応じた最適な制御を行なえるという。光源のUHP(Ultra High Performance)ランプも145W(従来は135W)となり、輝度が800ルーメンから1000ルーメンに向上している。

三洋電機では、このツインアイリス機構と画面の平均輝度を解析し、ランプ出力を自動的にコントロールする“リアクトイメージモード”の併用により、従来機(LP-Z3)の2000:1に対して7000:1のコントラスト比が実現できるとしている(暗いシーンで全体の輝度を下げれば黒を引き締めることができる)。



背面
背面

静粛性にも配慮し、冷却効率の高い内部構造に一新したほか、新開発の“シロッコ冷却ファン”も採用した。これによりランプの輝度を抑えたシアターブラックモード時で約22dB(従来は23dB)。ランプ輝度の高いブライトモード時でも26dBを実現できたという。

LP-Z4は、3原色液晶シャッター投影方式を採用。液晶パネルのサイズは0.7インチで、RGB各色(3枚)のパネルを使用する。出力解像度はRGB各色1280×720ドット(アスペクト比16:9)。最大発色数は10億7000万色。DVDの480i/480pに加え、デジタルハイビジョン放送の720pにもリアル対応する(1080iはリサイズ処理による対応)。輝度は1000ルーメンで、中央と周辺部の輝度差を示す周辺照度比は85%。

投影レンズは焦点距離21.3~42.6、開放F値2.0~3.0の光学2倍ズームレンズで、投影距離は約1.2~9.2m(40~200インチ)。水平周波数15~80kHz、垂直周波数50~100Hz、ドットクロック100MHz以下の入力信号に対応する。

本体には1系統のHDMI端子、Sビデオ入力端子、コンポジットビデオ端子、VGA入力(ミニD-Sub15ピン)と、2系統のコンポーネント入力端子(3RCA端子×1、D4端子×1)を装備。本体サイズは幅382×奥行き304.3×高さ126.8mmで、重量は5.0kg。消費電力は210W(待機時0.5W)。



出席者
会見の出席者。右端が三洋電機AVカンパニー プロジェクター ビジネスユニット 開発部 部長の杉邨一人氏

発表会には、三洋電機AVカンパニー プロジェクター ビジネスユニット 開発部 部長の杉邨一人(すぎむら かずと)氏が出席。国内のホームユースプロジェクター市場は2006年度に10万台に達するという同社の観測を示した。販売目標はワールドワイドで年間6万台、シェア約15%。国内では年間2万台を目標とするという。

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