24日からPentium M/Celeron M/Celeron Dの価格が下落している。ことを受け、対象製品の価格状況を調査した。
ショップによると代理店からの通達で価格改定が実施されたとのことで、Pentium Mは最上位モデル「Pentium M 780」の登場により、それ以下のモデルが従来の1段下のモデルの価格へスライドした形だ。Celeron Dは、もともと低価格だったこともあってか下げ幅はわずかとなっている。
今回の改定の目玉はPentium Mだろう。価格帯がほぼ1段下へスライドした形だ |
今回の価格改定で、ショップは売れ筋が変わると見ている。注目はPentium M 760(2GHz)だ。動作周波数も切りが良く、価格も3万円台になっており、上位モデルのPentium M 765(2.13GHz)との価格差は約1万5000円。あるショップでは「この差がなくならないことには、Pentium M 765以上は売れ筋にならないだろう」としている。また、Celeron Mはあまり動きがないとのことで、「今回の改定が反映されてもすぐには人気商品にはならないのではないか」とコメントしている。