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昭和電工、垂直磁気記録方式の1.89インチハードディスクの量産出荷を開始

2005年07月19日 20時01分更新

文● 編集部

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昭和電工(株)は19日、1.89インチの垂直磁気記録方式用ハードディスクの量産出荷を開始したと発表した。

垂直磁気記録方式のイメージ
垂直磁気記録方式では、ディスクの縦方向に記録することで記録密度を高めることが可能

垂直磁気記録方式は、従来の面内記録方式と異なり、ディスクの縦方向に記録することで記録密度を高める技術。量産を開始した1.89インチのハードディスクは、HDDミュージックプレーヤーなどへの搭載が想定されており、容量は面内記録方式の2倍となる1枚あたり40GB。同社では併せて、0.85インチのハードディスクの量産も開始、こちらは音楽のネット配信やテレビ番組の配信に対応するために、携帯電話機への搭載が予定されているという。

同社では、2006年3月までにハードディスクの月産能力を305万枚増やし、1375万枚にすると発表しており、増産時に新設するラインはすべて垂直磁気記録方式に対応できるものになるとしている。

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